Xperia 10 VI

長女のスマホを買い換えました。

ソニー / Xperia 10 VI XQ-ES44 （ホワイト）

今まで使っていた Xperia 8 がさすがにバッテリーがもたなくなってきたのと、もはやスペックが低すぎてゲームもままならない…ということで買い換え。
機種はもし iPhone が欲しいなら iPhone でもいいよ？（まあ予算的には SE3 だけど）という話をしていたのですが、本人的には特に機種にこだわりはなく画面分割（マルチウィンドウ）さえ使えれば良いとのこと。それってつまり現行の Android 機なら何でも良いってことですよね。というわけで、使い勝手が変わらない方が何かと良いだろうと思い Xperia 8 直系の後継機にあたる Xperia 10 VI にしておきました。

ホワイトはミルキーな色合いで、背面はサラサラとした手触りで値段のわりに質感は悪くない。
去年次女に買った Xperia 10 IV と比べても、同グレードながら品位が上がっているように見えます。

カメラは物理的には超広角（16mm 相当）と広角（26mm 相当）のデュアルカメラながら広角をクロップして望遠（52mm 相当）も撮れるという実質トリプルカメラ構造。クロップといっても 26mm は 4,800 万画素のセンサーをピクセルビニング（画素混合して高感度性能やダイナミックレンジを向上させる技術）して 1,200 万画素のセンサーとして使い、望遠時にはピクセルビニングせずセンサー中央の 1,200 万画素を切り出して使うだけだからデジタルズームとは異なります。実際よく似た構成のカメラを持つ Xperia 5 V の荻窪圭さんのレビューによると望遠の画質は十分使い物になるとのことだし、そもそも今まで使っていた 27mm 相当 1,200 万画素＋53mm 相当 800 万画素という組み合わせの Xperia 8 のカメラよりはズームレンジも画質も明確に良くなっているから長女的には満足してもらえるはず。

ちなみにカメラ周りの出っ張りは緩やかなカーブを描いていて、これならポケットやカバンの中で他のものを傷つけにくそう。デザイン的なアイコン感は薄れるけど、今後は他のモデルもこういうのでいいんじゃないですかね。

あと一応 Geekbench でパフォーマンスを計測してみました。Xperia 8 は今さら測ってもしょうがないので私が使っている Xperia 5 IV との比較

シングルコア性能だと Xperia 5 IV が 10 VI を圧倒していますが、これは SoC がどちらもオクタコアながら Snapdragon 6 Gen 1 が 4＋4 というオーソドックスな構成なのに対して Snapdragon 8 Gen 1 が 1＋3＋4 という変則構成で、最も高性能な 1 つのコアにシングルコア性能の計測が割り振られているから、というのが理由でしょう。スマホとしての販売価格が倍以上違うのに SoC 性能は 5 IV の 75% もある、と考えれば 10 VI はなかなかお買い得度が高いのではないでしょうか（発売時期も他のスペックも違うから単純比較はできませんが）。

スマホとしての性能もカメラもバッテリーのもちも良くなって、少なくとも長女としてはかなり満足度の高い機種変更になったようです。とりあえずこのスマホで大学卒業までは乗り切ってくれることを期待しています。大学に入ってバイトも始めたことだし、次に買い換えるときは自分で稼いだお金でということになるでしょうか。