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下田丈凱旋イベント in 秋葉原

一昨日、アメリカで活躍する日本人プロモトクロスライダーの下田丈選手の凱旋イベントがベルサール秋葉原で開催されると聞いて参加してきました。

下田丈 凱旋 in 秋葉原

今シーズン、スーパーモトクロス世界選手権(SMX)の250ccクラスでチャンピオンに輝き、またその成果が認められ先日の内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞で敢闘賞を受賞したことを記念しての凱旋イベントでした。12月に入ってからの告知で急遽決まったっぽい雰囲気。通常ならば青山のホンダ本社ショールームでやるところでしょうが、本社は現在建て替え中ですからね。

ちなみに日本プロスポーツ大賞の受賞者リストを見ると大賞はMLBロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ制覇に多大な貢献をした山本由伸投手。敢闘賞には下田丈と並んでF1の我らが角田裕毅も授賞しており、二重に誇らしい気分です。

下田丈 凱旋 in 秋葉原

会場には下田丈と共にチャンピオンを獲得したホンダCRF250RWEを筆頭にホンダのモトクロス/トライアル各カテゴリー参戦車両が多数展示。ちなみに下田車の隣に並んでいるのは全日本モトクロスで今季IA1チャンピオンを獲得したホンダの大倉由揮選手が乗ったCRF450Rです。

下田丈 凱旋 in 秋葉原

ということでイベント開始早々に下田丈ご本人が登壇!
私がご本人を直接目にするのはゲスト出走して圧勝した昨年の全日本モトクロス以来。去年の全日本でもスーパークロスのチャンピオン候補としての凱旋だったから感激したものですが、改めてチャンピオンとして登場するとひとしおの思いを感じます。日本ではモトクロスってF1とは比較にならないくらいマイナーカテゴリーですが、SMXチャンピオン獲得って凄さでいったら角田裕毅に負けないくらい凄いことをやっています。

下田丈 凱旋 in 秋葉原

でもチャンピオンだからってものすごいオーラが出ているかといったら、一見普通の爽やかな二十代青年なんですよね。その自然さがまた良い。
モトクロスのために10歳で家族とともに渡米したというからさぞかし日本人離れした感性の持ち主かと思えば、むしろ逆に控えめで日本人らしい気質を感じるほど。でも常にどこか遠くを見据えているような眼差しは凡人とは違う感じがします。

下田丈 凱旋 in 秋葉原

全米のモトクロス選手権はインドア(スタジアムに仮設コースを造って開催)のAMA SX(スーパークロス)とオフロードの常設コースを使うAMA MX(プロモトクロス)の2シリーズがあり、それらの上位者が出走するプレーオフとしてのAMA SMX(スーパーモトクロス)まで含め年間で30を超えるレースが開催されます。だからアメリカ全土を飛び回ってほぼ毎週のようにレースをしているわけですね。下田丈的には「レースも大変だけど、移動がとにかく大変」とのこと。アメリカ国内の飛行機移動、日本の国内旅行とは比較にならないくらい時間かかりますからね…。

下田丈 凱旋 in 秋葉原

ここで特別ゲストとして四輪レーサーの佐藤琢磨が登壇!
琢磨は二度のインディ500ウィナーということで、二輪・四輪それぞれの全米チャンピオン経験者の対談というレアなイベントとなりました。F1時代からかれこれ二十数年来のファンとしてはこれまた嬉しい。

下田丈 凱旋 in 秋葉原

佐藤琢磨のトークは私はこれまでに鈴鹿サーキット等を含めもう何度も聞いていますが、相変わらず喋りがうますぎる(笑。
来年で50歳になりますが、レーシングドライバーを引退しても解説や講演の仕事で十分食べていけるレベルですね…。

下田丈 凱旋 in 秋葉原

下田丈が所属するホンダワークスのランド・リンドストローム監督もゲスト出演。Joのことはずっと若い頃から知っているという監督との信頼関係が伝わってくるトークでした。

この後は全日本モトクロスの大倉選手らとのトークセッションもあったようですが、私は都合によりここで中座。イベントの内容はautosportでレポートされているのでご興味あればそちらへ。

佐藤琢磨「海外でタイトルを取るのは本当に大変」。AMAスーパーモトクロス王者、下田丈の凱旋イベントで祝辞 | 海外レース他 | autosport web

下田丈選手、これからも応援しています。来季はさらなる活躍、そしていずれは450ccクラスへのステップアップも含め期待しています。

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