先月広島に行った際、「宮島に行くならここで食べてきた方がいい」と強くお勧めされたお店に行ってきました。
宮島口のフェリー乗り場近くにあるあなごめしの名店です。穴子は宮島の名産らしくこの付近にはいくつか穴子が食べられるお店がありますが、その中でも特に歴史と人気を誇る老舗。こういう日本有数の景勝地で長年営んでる名店に外れなし、ということで楽しみにしていました。
お店は10時開店ということで早めに行けば余裕だろう、と思い10時過ぎに訪店したところ店外には行列なし。と思ったら、店内に待合スペースがあってそこはもう座るところがないくらいに混雑していました(汗。
結局そこから一時間ほど待ってようやく着席。ううむ、ここはむしろ開店待ちすべきだったか…。
一人客の場合はカウンターに通されるようです。見上げるとそこには木札のメニュー。
お品書きは潔くあなごめしと白焼き・蒲焼きに飲み物程度。三種あるあなごめしは穴子の質はどれも同じで単純に量の違いとのこと。
せっかくここまで来て一時間も並んであなごめしだけサクッと食べて帰るのもなあ、と思いまずは白焼きから。
生臭さや泥臭さが一切ない見事な穴子の白焼き。表面は香ばしくカリッと、でも中はフワフワでめちゃくちゃおいしい。塩をひとつまみ落とすだけでも十分おいしいけど、山椒や山葵で目先を変えつつ楽しめるのがまた良い。これを口にした瞬間に一時間待った甲斐はあったと思えました。
目の前の柱にこんなこと↑を書かれたらぐいのみ一杯いただかないわけにはいきません。150円っていう値付けがまた巧くて、こんなの実質無料じゃないですか←
絶品の穴子白焼きに地酒、コイツはたまらん。
そしてちょうど白焼きを食べ終わろうかというタイミングで提供されるあなごめし(並)。
白焼きでこの店の穴子のうまさを知った段階で出されるあなごめし、穴子もタレのかかった白米も輝いて見えます。
付け合わせは三種のお新香と、
赤だしの味噌汁。
余計なことは何もせずシンプルに王道で勝負、そういう老舗の矜持を感じる組み合わせ。
タレで味付けされた穴子、白焼きとはまた別物のうまさ。タレによって脂のジューシーさが引き立てられるというか。
正直言うと穴子って鰻が食べられない地域での代用品的なイメージを持っていたのですが、そんな自分を張り倒したくなるうまさ。濃厚な鰻とは別物の、淡泊な穴子だからこそのふんわりした食感や香りの良さ、それでいてちゃんと脂が乗っていることが感じられるおいしさがあります。これは…今まで食べてきた穴子は何だったのか。
いやー、おいしかった。わざわざ食べに来る価値ありました。
そしてまた宮島に来る機会があれば絶対もう一度食べに来よう。
ごちそうさまでした。











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