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RG ν ガンダム

夏休みの宿題的に、先月発売された RG ν ガンダムを組み立てました。

RG 1/144 RX-93 ν ガンダム

RG ν ガンダム

最近のガンプラは逆シャア~UC 世代のキットの発売祭りという様相ですが、その中でも本命中の本命といえる RG ν ガンダムがようやく発売されました。最近、凝縮感や置き場所という意味で MG よりも RG のほうに傾いている私的にも待望していたキット。待っただけのことはある完成度の高いキットになっています。

RG ν ガンダム

写真で見ると MG と言われても信じてしまいそうな情報密度の高さ。各パーツは本当に細かくて、RG というよりはほとんど 1/144 スケールの MG を組み立てているかのような感覚でした。だって今まで RG の代名詞のように使われてきた多重成型による半組み立て済みインナーフレーム「アドヴァンスド MS ジョイント」がガンダム本体には使われておらず、フィンファンネルのヒンジの部分だけに使われているという技術の無駄遣い感(ぉ。ガンダム本体は本当に MG クラスのパーツ数を全て手作業で組み立てました。さすがに疲れた。

RG ν ガンダム

これまでに発売されたどの ν ガンダムよりも精悍な顔つきのキットだと思います。MG は Ver.Ka ですら面長でしたからね…。劇中での作画が面長気味だからそっちのほうが忠実とはいえ、立体物として見たときにはこれくらいシュッとした顔立ちのほうが見栄えがします。

RG ν ガンダム

アニメ版の設定画からは想像がつかない、非常に面の多いデザイン。基本的には MG ν ガンダム Ver.Ka に準拠してユニコーンガンダムの世界観への繋がりを持たせたデザインでしょうが、装甲の分割・可動は MG とはまた異なる考え方で設計されています。また MG Ver.Ka ではユニコーン風のサイコフレーム露出ギミックという蛇足中の蛇足ともいえる設定があったのは RG ではオミットされました。こういうのでいいんだよこういうので。

RG ν ガンダム

パーツ数が多くて非常に作り応えのあるキットです。最新にして最高、RG シリーズの現時点での集大成と言って差し支えないでしょう。昨年リリースされた RG サザビーと並べて飾りたくなります。

RG ν ガンダム

Z ガンダムのような可変機もカッコイイけど、やっぱり「ガンダム」としてはこういうオーソドックスなガンダム顔で王道を行っている機体こそ「ガンダム」なのだと思います。アムロ・レイが最後に乗った機体という思い入れ補正もあるとは思いますが。

あー、久しぶりに『逆シャア』を観たくなってきました。

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