今月に入ってから、出張だ帰省だと長時間の移動が多くなっています。まあ最近仕事に追われているので移動時間の多くは仕事に割いてしまっているんですが、移動中は電波の通じない状況に陥ることもままあり。そういうとき、先日のコミック対応以降ようやくまともに使うようになった Sony Reader が活躍してくれます。
んが、今まで使っていなかったから気がつかなかった(当たり前だ)Reader の欠点がいろいろ見えてきてしまい、ハードウェア・・・というかファームウェアの作りに不満がたらたら。例えば、
書籍一覧は基本はサムネイル表示なんですが、続き物だとタイトルの文字列が途中で切れてしまう(それもたったの 8 文字で切れてしまう!)ので、よっぽど表紙にでかでかと巻数が書いてないと、どれがどれだか判りません(´д`)。
じゃあ、ソートすればいいのか、と思ったんですが、
ソートの種類はいくつかあるものの、「タイトル」でソートしても関数がきれいに並び変わるわけじゃないっぽい。なんかデータベースのつくりがまともじゃないような気がします。これは Reader のローカル DB だけじゃなくて、Reader Store の書籍一覧のソートも変な感じなので、余計にたちが悪いです。なんか 2 バイト文字の扱いをちゃんと考慮してないんじゃないかという、謎のソートをしてくれます。
他にも、「ファイル名」というユーザーには何の得にもならないソート種別があったりとか。全体的に謎。
でも、とりあえず解決策は見つけました。書籍の一覧画面で「OPTIONS」ボタンを押すと、表示方法が「一覧」「タイトル」「サムネイル」から選択できるようになり、
「タイトル」を選択すると、タイトルがちゃんと全部表示されるようになりました。
サムネイルがないとものすごく味気ないですが、こうじゃないと 40 巻もあるコミックはどれがどれだか判らないので・・・。
でも、やっぱりソートはタイトル順にしても変な並びで出てきます。具体的にいうと、巻数の数字(2 バイト文字)が、0、1、9、5、3、7、2、8、4、6、という順にソートされます(´д`)。あほかと・・・。
他にも、Pocket Edition の 2GB という内蔵メモリ容量(外部メモリスロットなし)は、活字(じゃないけど)の本なら問題ない容量に思えましたが、コミックだと 1 冊当たり 40MB 前後の容量を食うので、全 40 巻のコミックだと 2GB(実効約 1.5GB)にギリギリ足りないくらい。画面サイズ的にもコミックを読むにはちょっと物足りないですし、購入時にコミックを想定していなかったとはいえ、Pocket Edition を買ったのは失敗だったかもしれません・・・。
そろそろモデルチェンジ、という噂もあるので買い換えたくなる機種の発売に期待しますが、それでも現状では単なる 3×3 EYES 専用機となっているので(ぉ)、コンテンツ側が揃わないと買い換えは厳しいかなあ。
コメント
2バイト文字のソートは何か変ですよね。欧米で売られていたPRS-600のときから変なのですが、日本で売るのにそれを修正しなかったのかな?と。困ったものです。
「コレクション」を作ってそこに入れれば、コレクションの中での並び順はeBook Transfer for Readerを使って好きなように変更できます。
(勘ですが「ファイル名順」で巻数順に並んだりしないでしょうか?)
コメントありがとうございます。どうも Sony Reader の開発はアメリカが主体のようなので、2 バイト文字の扱いはほとんど考慮されていないんじゃないかと思います(日本語版として発売しているのに・・・)。
Ebook Transfer での並び順変更、知りませんでした。こんな機能があったんですね・・・何のためのデータベースなんだという気もしますが(´д`)、
ちなみに「ファイル名」でソートしてもきれいに並び変わりませんでした。どうも、ファイル名も連番になっていないようで・・・。