孤独のグルメ聖地巡礼で浜名湖に行く計画を立てていたところ、浜松出身の某家電女子氏から「そこから目と鼻の先にゆるキャン△ SEASON2 の聖地和菓子屋もある」という情報提供をいただいたので、ついでに立ち寄ってきました。やはり持つべきはオタ友…。
私はアウトドア系は好きで『ゆるキャン△』も観ていたんですが、聖地巡礼まではしたことがなく。まあキャンプ前提だし公共交通機関で行きづらい場所が多いし。でもこどグル聖地巡礼のついでに寄れるならば話は違う、和菓子店が巡礼すべき聖地として立ち上がってくる。
うなぎの「松の家」から本当に徒歩で 2 分足らず。裏手はほぼ浜名湖岸、というような立地に「しず花」はありました。ゆるキャン△の劇中の様子からしてもっと大きい店舗だと思っていたら、想像よりもこぢんまりとした印象。
劇中では開店前からものすごい行列ができていましたが、私が店に到着したのは 10:30 頃。開店直後の行列がこの日あったかどうかも判りませんが、この時点では落ち着いた様子でした。
ショーケースにはお目当ての「いちごの零(しずく)」が…あった!!!
いちごの品種ごとに「あきひめ」「きらぴ香」「紅ほっぺ」の三種類あるようですが、私が行ったときには「あきひめ」は売り切れ、「きらぴ香」は在庫豊富で「紅ほっぺ」は残り一個でした(写真は私が買ってしまった後の状態)。
全部売り切れという事態も覚悟していただけに、何とか買えたのは良かった。
いちごの零は電話予約もできるようなのですが、今回はまん延防止措置もあって直前まで来れるかどうか判らなかったから予約しなかったんですよね…。
店内はかなり『ゆるキャン△』推し。
もともと有名店だったようですが、アニメに登場してさらに人気爆発したに違いありません。私もあれを見て「そんなに並ぶほど人気の店ならば食べてみたい」と思っていたくらいですからね。
アニメとドラマのロケ地マップ。この店というよりも浜名湖自体が『ゆるキャン△』をかなりフィーチャーしているようですね。
まあ実際浜名湖と伊豆はかなり『ゆるキャン△』のイメージあるしなあ。『孤独のグルメ』も去年は浜名湖と伊豆を訪れていて、妙なシンクロを感じます。
さらにはドラマで志摩リンを演じた福原遥さんのサインまで!
そりゃあロケで店まで来たんだから、あってもおかしくはないか。
福原遥さん、長女が幼かった頃にまいんちゃんを見てたから最近のご活躍はとても感慨深い。半分親目線で応援しています(笑。こないだ観た『フラ・フラダンス』も良かったし。
というわけで、移動の新幹線の中で静岡茶とともにいただいてみました。
三種類食べ比べてみたかったからちょっと残念だけど、二個買えただけでも御の字です。
ちなみに「あきひめ」「きらぴ香」「紅ほっぺ」はいずれも静岡産いちごの代表的な銘柄らしい。静岡ってお茶、みかん、うなぎのイメージが強くていちごも名産とは知りませんでした。
開けてみると、中から出てきたのは生八つ橋のような薄い衣に包まれたいちごでした。
これ、いちご大福のようで全然違う。
なお外観からではいちごの品種の違いはほぼ判りません。
皮は薄いんだけどモチモチ感があって、やさしい味。
その中からうっすら白あんに包まれたいちごが丸一個。
普通のいちご大福ってあんこの甘みに対していちごの酸味が強すぎると感じることが多いけど、いちごの零は皮と白あん、いちごのバランスが良くて一体感のある味。酸味と甘みの塩梅もちょうど良い。
食べ比べてみると紅ほっぺはしっかり甘く、お菓子感が強い。一方きらぴ香は少し酸味があるけど香りが良くてフルーティー。和菓子の甘みに包まれていることでいちごの味が殊更引き立って、違いがよく分かるように感じました。
甲乙つけがたい、どちらもおいしい。二口もあれば食べ切れてしまうから、もっと買ってくれば良かったかなあ。
ところで、鈴鹿サーキットへの行き帰りで名古屋を経由するということで、寄り道して劇場版のオフショットビジュアルの聖地巡礼もしてきました。
この場所は近鉄名古屋線・米野駅と黄金駅の中間地点にある向野(こうや)橋。この橋の上から名古屋駅方面に向かって撮ったものです。正確なアングルやパースを探すのがけっこう難しくて、乗り継ぎの都合もあって「だいたい」合わせた程度ですがそれなりに再現できたかな。
ここは撮り鉄ポイントでもあるようで、私以外にも線路や車両を撮影している人が見受けられました。
ちなみに私が現地に着いた時点で三脚持ち込みでこのポイントを熱心に撮影している先客がお一方いたのですが、私がアングルを探っていると「お兄さんも『ゆるキャン△』ですか?」と声をかけられました。さすがにこれは分かりやすすぎるか(笑
でも聖地巡礼先で「お仲間」に会えて少しでも話ができるとちょっと嬉しくなりますね。心が温まりました。
初夏に公開予定の映画も楽しみにしています。
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