「博多の屋台で豚骨ラーメン。願いが叶った」
ドラマ『孤独のグルメ 2019 大晦日スペシャル』の聖地巡礼で、海鮮居酒屋からのハシゴでラーメンを食べて来ました。劇中の流れでは福岡で海鮮居酒屋→韓国釜山に渡航してナッコプセ(海鮮辛口鍋)→福岡に戻って年越し蕎麦代わりのラーメン、という流れでしたが我々は活き造りからそのままラーメン。我ながら無茶するなあとは思うけどチャンスは最大限に生かす、それが私の主義だ。
活海酒からそのままタクシーを捕まえて海沿いの国際会議場近くまで。通り沿いにある赤暖簾の屋台が今回の聖地です。劇中では真冬だったためか壁が立てられて屋台っぽくない見た目になっていましたが、これは紛れもなく博多のラーメン屋台。昔から出張で夕刻に天神や中洲を通りかかるたびに、一度屋台でラーメンを食べてみたいと思っていたんですよねえ。
我々が到着した時点では満席でしたが、しばし待って着席。
メニューはラーメンだけでなく、鉄板焼・焼鳥・おでん、とここだけでちょっと飲めてしまう感じ。でかでかと書かれたコーヒー焼酎がちょっと気になる。それにラーメンのバリエーションとして「スタミナラーメン」ってのは何だろう?スタミナ鉄板焼とかもあるし、ニンニクたっぷりだったりするんだろうか。
カウンターにはギッシリのおでん。どれもうまそうだ…そういえば、劇中でもゴローがラーメン食べた後におでんを追加してたっけ。
こんなの見せられたら頼まずにはいられない。
というわけで、ド定番の大根・玉子とちょっと変わり種でタケノコをもらってみました。
期待を裏切らない味しみしみの玉子と、ホクホクの大根。タケノコも柔らかくておいしい。ラーメン屋じゃなくておでん屋台としてもやっていけるんじゃないの。
ああ…一日の疲れが流れ落ちるようだ。
で、ラーメン。
福岡でラーメンと言ったらデフォルトでとんこつラーメンだよね。当然そうなるよね。
東京でとんこつラーメンの店に行くといかにも「ひと手間かかってます」的なのが多いけど、ここのラーメンは奇をてらわないシンプル・イズ・ザ・ベスト。
こういうのでいいんだよこういうので。
うん、うまい。
は~~~、豚骨染みるな…。
ちょっとあっさり目で、飲んだ後でも抵抗なく食べられるとんこつラーメン。
チャーシュー、もやし、ネギ、海苔で少しずつ風味や食感を変えながら楽しめるのも良き。
私はとんこつラーメンに紅ショウガは最初からは入れず、半分くらい食べてから味変として入れる派。
ちょっと目先が変わってサッパリするのが良い。
ああ、うまかった。夜中に屋台で食べるラーメンってなんでこんなにおいしいんだろう。
そして常連のお客さんと一緒にカウンターを囲んで、他愛ない会話を耳にするのも楽しい。以前聖地巡礼で行った大阪中津のたこ焼き屋台を思い出しました。
ごちそうさまでした。福岡弾丸ミッション、見事完遂。
今度福岡に来たら、また屋台ラーメンを食べに来よう。
コメント
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