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RG RX-93ff ν ガンダム

福岡 ν ガンダムのお土産に買ってきた RG が完成しました。

RG 1/144 RX-93ff ν ガンダム

RG RX-93ff

福岡 ν ガンダムの 1/144 スケールモデルです。福岡の 1/1 ν ガンダム立像自体が RG ν ガンダムのデザインをベースにしているので、ガンプラを巨大化させた立像のスケールモデル…という概念の逆輸入が発生していてややこしい。でも、1/1 スケール ν ガンダムの実物を見た感激を自宅でも反芻できるなら、お土産として買ってきて組み立てるしかありません。

今回も例によって素組み+スミ入れ+半光沢トップコートによる簡単フィニッシュです。

RG RX-93ff

キットとしては基本的に以前組んだ RG ν ガンダムの通常モデルの色変えにつき、あまり目新しい点はありません。しかしパーツの色分けが通常モデルとは随分違っているので、同じランナーが色違いで複数枚入っているプレバン限定モデルと同じ仕様。エコプラプロジェクトをやるもう一方の手でこういう商売をやるのがバンダイなんだよなあ。

ちなみにフィンファンネルも大半のパーツはキットに含まれているけど一部のパーツが足りないせいでフィンファンネルとしては完成させられません。これもまたもったいない話。

RG RX-93ff

通常の RG ν ガンダムを組んだ私にとっては、ガンダム自体よりもこのロングレンジ・フィンファンネルこそがこのキットの本体と言っても過言ではありません。
発表された当初は建築基準法をクリアするためにムリヤリな設定を思いついたもんだ…と思ったものですが、デザインの妙もあって立体物としては悪くない。プラモとしても意外なほどに部品点数が多くて組み立て甲斐がありました。

RG RX-93ff

ノーマルモデルとの比較。RX-93ff のほうは色数が多くて見栄えがしますが、それ以外にもヘルメットの形状(主に眉間の造形)やショルダーアーマー周辺のデザインに手が入っています。よーく見ないと判別できないレベルの差にわざわざ新規パーツをあてがうあたり、このキットにかけるバンダイの気合いが感じられます。

RG RX-93ff

キットにおける RX-93ff の最大の違いがショルダーアーマーの構造。アーマーの前面が上下に分割されていて、アーマーの位置を固定したまま肩関節が回転させられるようになっています。
これによって何ができるようになるかというと、

RG RX-93ff

福岡 ν ガンダムの定時演出で見ることのできる「右腕を上げたポーズ」を取らせることができます。確かにあの巨大な立像を効率良く動かそうとしたらこういう構造になるわ。よく考えられています。

ちなみに肩や右脛、シールドなどに貼るアムロ・レイのパーソナルマークはテトロンシールと水転写デカールの両方が同梱されています。水転写デカールの方が発色が良いため私はこちらを使いましたが、肩アーマーを動かすと擦れて削れてきてしまうので、完全固定で展示しておくのでなければ少なくとも肩アーマーにはテトロンシールを貼った方が良さそう。

RG RX-93ff

このトリコロールカラー、最初に見たときは玩具っぽい配色だと思っていたけど見慣れた今となっては完全にしっくりきているのだから不思議なものです。それくらい「オリジナルのガンダムの配色」が意識に擦り込まれているのでしょう。

RG RX-93ff

立像では黄色いパーツがあしらわれていた部分の多くは、RG では金色のホイルシールに置き換えられています。それ自体は良いのですが、腕にあるリングモールドはホイルシールが密着しづらい形状なのでここだけマスキングして塗っても良かったかも。

RG RX-93ff

装備類はビームライフル、ハイパーバズーカとシールドが付属。フィンファンネル以外は通常モデルと同じですね。
だから福岡の立像と同じポーズで飾っておくだけでなく、普通にガンプラとしてブンドドして遊ぶこともできます。

RG RX-93ff

キットと一緒に福岡の SIDE-F で買ってきた限定版アクションベースを使うと(別に限定版でなくても良いのですが)ポージングの幅が広がって楽しい。
ν ガンダムは地上よりも宇宙空間での戦いの印象が強いので、アクションベースを使って浮かせて展示するのが似合います。

RG RX-93ff

ロングレンジ・フィンファンネルといってもサイコミュでリモート操作できるビームレールガンで、発射時の展開ギミックが仕込まれています。
遠隔兵器としてではなくショルダーキャノン的に使うことも可能。というかファンネル自体が小型で敵の死角からビーム攻撃するための兵器なんだから、こんなデカいファンネルはコンセプトに逆行するのでは…。

RG RX-93ff

手持ちにしてビームキャノン的に構えることも可能。
というかファンネルとして以外の使い方が多彩すぎて、やっぱりファンネルである必要がない武器なのでは…という疑念が拭いきれません(笑

RG RX-93ff

福岡に行ってからそろそろ二ヶ月経ちますが、今でも反芻するくらい楽しかったのでそのミニチュアを手元に置いておけるのは嬉しい。
そういえば超合金の販売方法がなかなか鬼畜な感じで発表されたので、今にして思えば超合金の発売を待たずに福岡に行って RG を買って帰ってきたのは正解でした。

本当は福岡のガンダムベースで他にも気になるガンプラを見つけたのですが、それはまた別の話。

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