先日 HAMACHI! さんの blog に書かれていた新橋のホルモン焼屋さんがやたらと美味しそうで。
「バタレバ」最高!新鮮なホルモンのバラエティを炭火で楽しむ!「ホルモン屋 だん はなれ 新橋3号店」: まわりぶろぐ
最近この界隈をたまに通るんですが、確かにこの店は気になっていました。『孤独のグルメ』聖地巡礼を機にホルモン焼のうまさに目覚めてしまった私としては、これは行ってみるしかないと思ったわけです。
「ホルモン屋 だん」は新橋界隈に何店舗かあるようですが、新橋 3 号店は新橋駅の線路をくぐったあたり、おっさん好みな飲み屋が密集しているエリアにあります。
予約しておいたので待たずには入れましたが、店内だけでは足りずに屋外にもテーブル席が設けられていたり、順番待ちのお客さんもいたりする人気店のようです。
店内は「いかにも」な感じで、これから出てくるホルモンを想像してテンションが高まります。
ただし、各テーブルで火を使っているので店内はかなり暑い!全開になっているエアコンも焼け石に水といった感じ。これなら外テーブルのほうが涼しかったんじゃないかな…。
そうとう使い込まれた感じのコンロがまたいい。ホルモンはやっぱりガスよりも炭火ですよね。
各テーブルには煙を吸うための煙突がついていますが、正直煙の発生量が多すぎて、追いついていません(笑。
何はなくともまずビールから。やっぱり暑い季節はビールがうまい!
お通しはキャベツ。ごま油がかかっていてうまい。飲み屋のキャベツといったら赤味噌が定番だけど、これもありだな。
肉の前にまずは野菜から、というわけで「だんサラダ」。
肉のほうはオーソドックスに牛タンからスタート。ちょっと厚めに切られていて、牛タンのわりにボリューミー。
ホルモンはマルチョウ(小腸)から。歯を立てた瞬間に口の中にじゅわっと拡がる脂のうまみがたまりません。
ハラミ。ホルモン屋だけど普通の焼き肉もうまい。いかにも肉って肉だ!
そうなると、ハイボールが飲みたくなってしまうわけです。
網の上にイイ感じに脂が溜まってきたのか、ロースを焼いているところで網から出火!
そうすると店員さんがすかさずやってきて、
氷を乗せて鎮火してくれます(笑
飲み物はホッピーに移行します。いかん、これ泥酔するコースや…。
肉のほうもどんどん追加がやってきます。
これは豚トロ&カシラ。
そしてレバー。
ニンニクダレが食欲を刺激してきます。
レバーを焼いていくわけですが、この後に登場する「バタレバ」用のバターも同時に網の上で温めていきます。
これが「バタレバ」のセット。レバーだけでなく、シイタケとヤングコーン、そして何故か生卵がついてきます。
バーニャカウダのように、網の上で熱されたバターに、レバーをくぐらせていただきます。おおおお、これはうまい!身体には良くないに違いないけど、だからこそうまい(笑
で、レバーを食べた後には、バターに生卵を溶き入れてよくかき混ぜます。そうすると、それだけでまた極上のつまみができあがるというわけ。これも身体に良くないけどうまい。
さあ、エンジン全開。ここからは怒濤の焼き物攻撃だ。
ここで本命中の本命、ホルモンを投入していきます。この容赦なく噴き上がる煙がたまらない。
皮 8 割、脂 2 割の配分で焼いたところで完成。
マルチョウとはまた違った種類の脂のうまさが拡がって、今日ここに来たことが間違いではなかったことを実感します。
ホルモン、いいぞ。マキシマム・ザ・ホルモン(何
続いてハツ、ミノ、白コロホルモン。
そして、ハツとハチノス。あれ?ハツがかぶってしまった(汗
ホルモンって、同じ牛から取られた肉のはずなのに、こんなにもバリエーションがあって、一つとして同じ味がありません。ホルモン、うまい、楽しい。焼き肉といえばカルビかロースだった若い頃を思うと、自分も歳を取ったんだなあと実感します(笑
ここはまた来たいなあ。ただ店内は本当に暑かったので、次はもう少し涼しくなってからにしようと思います。
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