「がぜん、親ペルー派になってきた」
珍しく中央線の真ん中のほうに出る用事があったので、約二年ぶりに信濃町の聖地に足を運んでみました。
ここはコミック『孤独のグルメ 2』の第 2 話に登場したお店。単行本の発売前に一度来たことはありましたが、そのときに食べられなかったメニューがあったんだよなあ…と思い出して、再訪することにした次第。
なんか、以前来たときよりも店先のこどグル濃度高まってるし!(笑
おそらく、単行本 2 巻の発売でしばらく聖地巡礼者のフィーバーが発生していたんでしょうね。ドラマの認知度も年々高まってるし。
というわけで、階段を降りていきます。
お昼ちょっと遅めの時間帯に行ったら、お店は実質的な貸し切り状態。
当初の目的だった「ロモサルタードセット」を注文しました。
今回はインカコーラを頼まなかったところ、食前からコーヒーが登場。
おかわり自由なので、食前だろうと食後だろうと「コーヒーおかわりどうですか?」と聞かれます。
ちょうど一杯目の珈琲を飲み終わったところで、ロモサルタードセットが出てきました。
ちなみにこれ、大盛りです。遅い時間でお腹が空いていたからつい大盛りを頼んでしまった。
前回のフレホーレスセットといい、ペルーじゃ「白いご飯に茶色いおかず」が定番なんだろうか。
なんだか、日本の家庭料理みたいだな。
出た、このタマネギの酢漬け。
酸っぱうまい!!目が覚めるう。
単独で食べてよし、福神漬けみたいにロモサルタードライスと一緒に食べてよし。
今回は聖地巡礼者だと名乗らなかったので、前回のように最初からおかわりは出てきませんでした(ぉ
付け合わせはヤシの芽とポテサラ。
ヤシの芽は、やわらかくてなんだか不思議な味。
っていうか、ペルーにヤシなんて生えてるのか、ということのほうがむしろ驚きだったり。
完熟オリーブ。
これは久住作品的には、シウマイ弁当に入っている干しアンズのごとく、いつ食べるべきか悩ましい一品だ。
最初に食べてしまって「なかったことにする」というのも解だけど、ここはデザート代わりが良いかもしれない。
チョリソーと、ロモサルタード。
豚肉とタマネギ、それにフライドポテト(!)をピリ辛のトマト炒めにしたような感じ。
タマネギの酢漬けをおかわりしてないのに、結局タマネギだらけになってしまった(ぉ。
これも親しみのある味だなあ。トマト風味の豚炒め丼って感じ。
「インカ帝国」のイメージとかけ離れたご近所味だぞこりゃ。
辛口好きとしては、フレホーレスよりもロモサルタードのほうが好きな味かもしれません。
ライスも、お米自体は日本米っぽいけど、炊き方が違うのかちょっと味と香りがついていて、ロモサルタードによく合います。
というわけで完食。
ああ、また食いすぎてしまった。特にライスの量が半端なかった。大盛りを頼んで腹一杯になりすぎるところまで、前回と全く同じ轍を踏んでしまった(;´Д`)。
食後はホットコーヒーのおかわりをいただいて、ほっと一息。
ごちゃっとした独特の空気が漂うお店だけど、なぜか不思議に落ち着くんだよな、ここ。
ごちそうさまでした。
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