南アフリカ産のスパークリングワインを試してみました。
シャンパン好きなんですが為替の影響で近年値段が上がってしまって困ってます。モエ・エ・シャンドンやマム、一昔前なら750mLが四千円くらいで買えたのに最近は六千円前後。1.5倍かー、と考えると躊躇してしまいます。
そうするとシャンパーニュ以外で作られたスパークリングワインに目が行くわけです。非シャンパーニュだと私はフランチャコルタかフェッラーリが好きだけどフランチャコルタはあまり入手性が良くないし、フェッラーリはクリスマスシーズンからお正月くらいまでなら東急ストアでも売ってるけどそれ以外の時期には買えない。もうちょっと入手性が良くて高くなくて評判の良いスパークリングワインを探してみたところ見つけたのがこのグラハム・ベックでした。
南アフリカで作られているスパークリングワインです。泡の出ないワインでも南ア、チリ、オーストラリアなどのものは安くておいしいと言われますが、スパークリングも同様のようですね。このグラハム・ベックはシャルドネとピノ・ノワール種を使って瓶内二次発酵、つまりシャンパンと同様の手法で作られているというから期待が持てます。
シャンパンに似たきめ細かい泡。フルーティな香りとキリッとした辛口。一口で、これはとてもよくできたスパークリングワインだと判ります。
酸味は私の好みからするとちょっとだけ強めだけど悪くない。後口にもう少しキュッと引き締めてくれるような苦味があってほしいところですが、全体的には十分。これならちょっといい日に飲むスパークリングワインとして任せられます。同じ値段を払うなら、シャンドン(モエ・エ・シャンドンがシャンパーニュ以外の地域で作っている少し安めなサブブランド)よりも断然こっちですね。
気に入ったので今後ちょくちょく飲もうと思います。調べたらロゼも白とほとんど変わらない値段で出ているし、今度はロゼを買ってみよう。




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