「台北的青空屋台料理に、胃袋大喝采」
台湾への『孤独のグルメ』聖地巡礼に行った際、どうせ台北まで来たならSeason5に登場したお店にも改めて行ってみようと思い永楽市場までやって来ました。東京近郊の店ならその気になれば何度でも行けるけど海外はそうはいかないから、貴重な機会は活かしたい。以前来た時も楽しかったしなあ。
んで、Googleマップで調べたらこちらのお店が朝から営業しているということで朝食を食べに来てみました。
あれ?なんか看板が違う。以前は担仔麺の看板がかかっていたような…。
お店の前まで行ってみると、おばちゃんがこちらを日本人と判定したのか、
「いまおかゆ、オーケー?」
と訊いてきました。
どうやら朝は「永樂清粥小菜」の店名でお粥メインの店として営業していて、昼から担仔麺のお店に変わるようですね。いわゆる二毛作ってやつか。『孤独のグルメ』の公式情報では店名を「永樂小吃」としていたけど、昼夜を通しての正式な屋号ということに違いない。
久しぶりに五郎さんセットを食べるつもりで来たけどお粥。これはこれで面白い、いただいてみようじゃないの。
多言語メニューが助かる。おばちゃんの身振り手振りから察するに、主食としてお粥または白飯を選んだらサイドメニューを好きなだけ選んで注文する仕組みらしい。味が想像できるおかずとできないおかずがあって悩んでいたところ、またもやおばちゃんが
「ぶたにくナンバーワン、かじきナンバーツー」
なるほど。わかりやすい。
ということで、人気トップ2のおかずを一緒にお願いしました。入口で注文して先にお金を払ってから着席。
私のお粥と豚肉、カジキ。
てっきり出汁で煮込んだ中華粥っぽいものが出てくると思ったら日本と同じような白粥でした。そういえば店名に「清粥」ってあったのはそういうことか。
豚肉。豚の粗挽き肉を甘辛く煮込んだもので、言ってみれば魯肉飯の「アタマ」の部分って感じ?でも魯肉飯よりもあっさりめに煮込まれてるのが朝食っぽい。
いかにも台湾らしい、期待通りの味。いいよ、この味。好き好き。
そしてこちらは旗魚(カジキ)。
醤油と生姜、大豆などと一緒に煮込んだカジキマグロという感じで、日本人に馴染む味。初めて食べたはずなのに妙に懐かしい。日本のおふくろの味を台湾流にしたら、こんな感じなんだろうなあ。
それらのおかずを受け止める白粥。
確かに、ちょっと濃いめの味のおかずと一緒に食べるなら中華粥よりも白粥が正解だろう。
でも日本人的には、白粥を食べると自分の具合が悪いような気がしてきてちょっと違和感。
ならば、こうだろう。
ある程度食べたところでおかずを白粥にぶっかけ。おかずの煮汁がお粥に染みわたって、ちょっとした雑炊感。
これこれ、これですよ。俺、毎朝これでもいいな。
台湾モーニング、気に入った。毎日ならお粥より白飯で食べたいけど。
そしてどうせならやっぱりアレも食べたいと思い、お昼にまた来てみました。
おお、やっぱり看板が掛け変わってる。
しかもすごい混んでる。大人気じゃないですか。現地のお客さんも多いけど、日本人客もけっこういる。
混んでたから相席になりました。
相変わらず、この赤地の壁メニューがいい味だしてるよなあ。台湾にはもう何度か来てるから、漢字を読めばある程度どんなものか想像できるようになってきた。
でもちゃんと写真付きの多言語メニューも用意されています。
その中でもひときわ存在感を放っている井之頭五郎の写真(笑)。五郎特餐(五郎さんセット)がやっぱりイチ押しの模様。
お昼はテーブル備え付けのこの注文用紙に自分で記入してオーダーする方式。
でも書きこんだはいいものの、店員さんがみんな忙しそうで呼び止めるタイミングがつかめない。ちょっと困っていたら、相席していた現地人の青年がなんと日本語話者で私を助けてくれました。おかげで何とかオーダー完了。
まずは担仔米粉。担仔麺のビーフン版。
「ふらっとQUSUMI」で久住さんが食べてたやつですね。
以前食べた担仔麺もうまかったけど、ビーフンになるとちょっとサッパリめ。
この出汁のきいたスープと肉味噌がまたいいんだよなあ。丼じゃなくて大きめのお椀サイズで出てくるのもサイドメニュー的にサクッと食べられてちょうどいい。
そして鶏肉飯とおかずセットがひとつになった「五郎特餐」。久しぶりにこれが食べたかった!
周りを見渡すと日本人客の多くがこれを注文しているようでした。
おかずセットは豚肉を甘辛く煮込んだものに厚揚げ、煮玉子、白菜と例の「大陸妹」をワンプレートにしたもの。これが台湾式屋台スタイル。
けっこうガッツリめの味付けがイイ。メシが進んじゃうでしょう、こういう味で来られたら。
最強の煮玉子降臨。煮玉子は八角と一緒に煮込んであるやつが一番うまいと思う。
そしてこれを鶏肉飯と一緒に食べることで、口の中で台湾的親子丼が出来上がるという寸法。
鶏肉飯。魯肉飯に似た甘辛系の味付けだけど、鶏肉だから少しあっさり。
おかずと一緒に食べるなら魯肉飯よりこっちが相性いい。
いやー、おいしかった。朝昼と続けて台湾らしいものを味わえた。
相席の青年が先に食べ終わって退店する際に「旅行楽しんで!」と日本語で声をかけてくれました。劇中でゴローが出会ったような好青年に自分も巡り会えるとは。個人的に昔から親台派のつもりでいたけど、今回の旅でさらに台湾が好きになりました。
ごちそうさまでした。





















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