琢磨、B・A・R Hondaの決定に驚かず (F1-Live.com)
先月発表された R. バリチェロの B・A・R ホンダへの移籍に加え、様々な紆余曲折を経て J. バトンが残留。結果的に、佐藤琢磨の来季の B・A・R ホンダでのシートがなくなってしまいました・・・確かに今年は本人のミスやチーム戦略の失敗、マシントラブル、出場停止などの要因に悩まされて結果が残せていませんが、3 レースに 1 度くらいはバトンをも凌駕する走りを見せていただけに、非常に残念です。それでも、同じ状況下でも着実にポイントを挙げているバトンと結果につながらない琢磨との間には、それだけの差があるということなのかもしれませんが。
でも佐藤琢磨ってフルタイムの日本人ドライバーでは、中島悟以来の一発屋じゃなく「ちゃんと速い」ドライバーなんじゃないでしょうか。個人的には一時期レーシングカーの空力デザインを仕事にしたいと思うまで熱中していた F1 でしたが、中島悟引退、第 2 期ホンダ撤退、A. セナの悲劇の結果次第に興味を失い、M. シューマッハー時代が始まってからほとんど観ることもなくなっていたのを、B・A・R ホンダと琢磨の活躍で昨シーズンあたりからまた観るようにさせてくれたドライバーでもあります(もちろん、今年はフェラーリではない若手 2 人がチャンピオン争いを繰り広げている、というのもありますが)。万一そのドライバーの走りが観られなくなってしまうと、また F1 を観る理由の一つがなくなってしまうわけで・・・本人はテストドライバーや他カテゴリへの転向ではなくレースドライバーとしての F1 残留を希望しているようですから、何とかレギュラーシートを見つけてくれることを祈るのみです。現時点でシートが決定していないチームはジョーダン(来季からはミッドランド・トヨタ)くらいしかありませんが、BMW と訣別してコスワースエンジンになると言われているウィリアムズと、ホンダが電撃契約して琢磨を乗せてくれたり、しないかな・・・。
ちなみに前戦のペナルティで 10 グリッド降格が決定している今日のブラジル GP ですが、琢磨は予選アタックはせず最後尾スタートとのこと。新エンジン、ガソリン満載、ニュータイヤで驚異の追い上げを見せるのでしょうか・・・。しかも 2 レース 1 エンジンのレギュレーションを顧みると今回の新エンジンは鈴鹿スペック!?ということで、日本 GP へ向けたパフォーマンスに期待です。
コメント
CS放送の解説、川井ちゃんのコメントだと
「ホンダは琢磨を見捨てない」って言うコメントがあったんで
Brownさんが予想されてるウィリアムズ…あやしいかも
おお、そんなことを・・・。
でもまあ、本人のコメントで
> あまりお待たせせずに朗報をお届けできることを楽しみにしています。
http://www.takumasato.com/jp/news_articles/takuma_050921.html
というのがあるので期待していいと思います。たぶんチームの助力がなんかあるんじゃないかと。
とりあえずこれから(国内地アナ放送時間)決勝なので応援しましょう!
さて、そろそろはじまりまっすね。
BARから、琢磨の姿が消えるのは寂しいですが、そろそろホンダにもコンストラクターズ・チャンピオンを狙えるようになって欲しぃ(`・ω・´)。
はっきり言ってバトンの残留は意外でしたよ~
琢磨はスタッフからも信頼が厚いという印象があったので、シートを失うとなると残念です
救いの女神は現れるのかな?