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F1 日本 GP 2005 決勝

そして、決勝。
オープンカーに乗ってのドライバーパレードで琢磨やバトンに声援を送った後、しばらくしてスターティンググリッド。

琢磨なら今回のスタートにはかなり気合いを入れているはず、1 コーナーにどんな飛び込みを見せてくれるか・・・と思ったら、いきなりバリチェロに押し出されてコースアウト!バリチェロ何やってんの!!!
もしかして自分のいるバックストレッチを 1 ラップも通過しないままリタイアなんてことは・・・なんとか免れ、コース復帰。しかし大幅にポジションダウン・・・。
その直後、モントーヤの最終コーナーでの派手なクラッシュにより黄旗、セーフティカー導入。この間に琢磨はピットイン、ノーズ交換と給油。ピットアウト後は最後尾へ・・・。

その後、モントーヤ車の回収に思った以上に手間取っていたのか、セーフティカーによる周回が 5~6 周も続き、やきもきする展開に。琢磨が順位を上げるためにはどんどん抜いていかなくてはならないのに・・・とやきもきする間、トップはトヨタの R. シューマッハーが維持。以下、フィジケラ、バトン、の順。


レース再開後。
ポールポジションだったラルフは軽いタンクでアタックしていたらしく、3 ピット作戦でセカンドスティント以降脱落。以後、時々バトンが暫定トップに立つシーンがありながらも、基本的にはフィジケラペースでレースが進行。

琢磨は地道に前を目指すのみ・・・ってトゥルーリと接触!?えー・・・。

というあたりから、6 位周辺の争いが激化。皇帝ミハエルと新時代のヒーロー、アロンソとライコネンがデッドヒート。アロンソが旧 130R でシューマッハーを捉えたシーンが生で観られたので満足でしたが、完全にかませ犬状態だったミハエルにはちょっと同情も。

終盤はもはやキミの独壇場という感じで、ファイナルラップの第 1 コーナーで大外からフィジケラをパスしていった瞬間にはサーキット全体からどよめきが沸き起こっていました。前代未聞、17 位スタートからの優勝(しかも抜きにくい鈴鹿で)という快挙に、これだけ速いのにタイトルが獲れなかったことが惜しくてなりません。

レース終了後に下された琢磨のリザルト抹消処分にはもう言葉もなく、1 年ぶりの日本 GP に後味の悪いものを残しましたが、振るわなかったホンダの成績をさておいても、今年の鈴鹿はいつになく迫力あるオーバーテイクシーンの多い、見応えのあるグランプリでした。

コメント

  1. del より:

    あ、ガスが写ってる。

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