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コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション

コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション

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『Ray』を観て以来ずっと観たかった作品が、キャンペーンで安くなってたので、出張のお供に新幹線内で鑑賞。

生きていく上での「一歩」が踏み出せない、うだつの上がらないタクシードライバーと、そんなドライバーの運転するタクシーを捕まえてしまった殺し屋の物語。
噂には聞いていたけど、やっぱりあの『Ray』を奇跡のように演じたジェイミー・フォックスが、トム・クルーズを半ば喰ってしまってますね。全く別の世界に生きてきた二人が、タクシーという「密室」を通じて互いに少しずつ影響を与え合っていく、その機微が完璧に描かれてました。おそらく最後はどちらかが××ことになるんだろうな、という展開は読めたけど、最初の伏線をああいう形で使うかー。そして、××××××が事切れる間際の科白・・・このように「完成された」作品を観たのは久しぶりな気がしました。

トム・クルーズが初めての悪役(『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』のレスタトは悪役じゃなかったんだろうか?)ということで派手なアクションシーンを想像しがちなのとは裏腹に、かなり淡々と進むストーリーだけど、男なら何となく分かる気がするんじゃないかな、という作品でした。

コメント

  1. むっちー より:

    女性検事役はウィル・スミスの奥さんですよ
    マトリックスの2作目だったかにも出てました
    彼女の存在感もこの映画のひとつの魅力だと思います

    それにしても男くさい映画でした
    ビンセントが殺し屋だと分かるシーンがあまりにも
    唐突すぎて、今でも感情移入できないんですが、
    ラストの続きがちょっと気になる、いい映画でした

    ちゃんと自分の会社を興せたのかな~とか

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