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ルノーが出場停止処分解除

ルノー 出走停止処分を免れる (GPUpdate.net)
ルノー ピケに代えてグロージャンを起用 (GPUpdate.net)

ハンガリー GP におけるアクシデントが危険行為とみなされ、ペナルティとしてヨーロッパ GP の出場停止処分を受けていたルノーが控訴審で逆転勝訴。ヴァレンシアでの出走権が復活しました。

まあ客観的に見ても出走停止までは厳しすぎる裁定で、それならばむしろマッサの事故の直接の原因となったブラウン GP のマシントラブル(これもまあ、アクシデントといえばそれまでですが)が不問に付されているのもおかしな話。チームとしても他でもないアロンソを危険な状況にさらしてしまった反省があるとすれば、厳重注意と罰金くらいが妥当なところでしょう。
とはいえ、今回の逆転判決が純粋に客観的な判断で下されたものかはちょっと微妙なところ。マッサの代役にいったんは決まっていたシューマッハーの出走が取りやめになったことで、さらに地元の英雄アロンソまで出走できないとあっては、ヴァレンシアのグランプリそのものの集客に影響が出ることを考慮してのことである可能性は高いです。憶測にすぎませんが、今や F1 はスポーツである以前に興行なので、仮にエクレストンあたりからそういう横槍が入っていたとしても無理ない話ではあります。

一方でそのアロンソのチームメイトにはグロジャンが起用されています。お盆休みの間にピケ Jr. の更迭が決まってグロジャン起用は既定路線でしたが、果たしてその通りになりました。アロンソの離脱が確定的と見られる来季に向けた準備、という側面もあるのでしょうが、ハンガリーでトロロッソからデビューしたアルグエルスアリも堅実なパフォーマンスを見せていることですし、グロジャンの実力のほども気になるところ。また、来季のルノーのドライバーラインアップも気になるところですね。新人のグロジャン&グラッシという組み合わせはさすがに考えにくいし、エースドライバーのシートには誰が座ることになるのか・・・。

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