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大人の科学 二眼レフ

7 月頃から楽しみにしていたこれを買ってみました。

Vol.25 35mm二眼レフカメラ | 大人の科学マガジン | 大人の科学.net
大人の科学マガジン Vol.25 (二眼レフカメラ)

学研の「学習」「科学」の大人向け企画のこのシリーズ。小学館の「小学五年生」「小学六年生」が休刊になる現代にあって、逆に可処分所得の高い大人の懐かしさと知的好奇心をくすぐるアプローチに興味があったのと、そもそも企画自体に面白そうなものが多かったので、ずっと気になっていました。ピンホールカメラとか反射望遠鏡、レコード盤録再蓄音機あたりは気になっていつつスルーしていましたが、今回は見逃せませんでした。

まだフィルムを通せていないんですが、組み立てるだけ組み立てました。


組み立てはプラモ感覚。といってもランナーなんかはなく、パーツが切り離された状態で入っているのでドライバー 1 本で組み立てるだけです(そのドライバーも付属している)。小一時間もあれば組み立てられる感じ。
一部のバネを除き全てプラスチック製なので、正直高級感はありませんが、風貌からしてレトロ感が漂ってます。

本体には生意気にも「Gakkenflex」の文字が。
全体的に黒々としていて愛嬌がないので(付属のシールでデコレーションできるけど)、このロゴや縁をガンダムマーカーのメッキシルバーあたりで塗って、レトロ感を出したくなってきます。

二眼レフなのでレンズも当然二つ。F11・シャッタースピード 1/150s という以外にスペックの分からないレンズですが、まあスペックで語るカメラでもないので(´д`)。基本的には ISO400 のフィルム推奨で、フィルム側のラティチュードの広さで撮るカメラと考えたほうが良さそうです。レンズはプラスチック製で 1 群 1 枚(まあ、つまり 1 枚もの)なので、画質は推して知るべし。

ファインダの見え方はこんな感じ。開封した時点でスクリーンには細かなキズが(´д`)。でも、極端に周辺光量落ちが強く、中央部すらピントが合っているかどうかの判断が怪しいので、あくまで構図とおおよそのピント確認程度と割り切ったほうが良いです。ピントをビシッと決めて撮るような撮り方ではなく、あくまで雰囲気で撮るオサレ女子カメラマン(ウーマンか)的な楽しみ方が良いのでしょうね。
私は二眼レフを覗くのはこれが初めてなので、ファインダ像が左右反転するというのは頭で解っていてもフレーミングが難しい(;´Д`)ヾ。

フィルムが ISO100 のものか ISO400 の 36 枚撮りのものしかないので、ISO400 の 24 枚撮りを買ってきて少し試し撮りしてみたいと思います。正直ちゃんと撮れるか不安なんですが・・・。

ちなみに本誌のほうも二眼レフの歴史からマニアックネタまで幅広く、興味本位で読むのにはなかなか秀逸な雑誌にまとまっていると思います。個人的にはフラットベッドスキャナを改造して作った 1 億画素デジカメの解像感に衝撃を受けました。ふろくはあくまでふろくですが、カメラ好きなら買っておいて損はない一冊だと思います。

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