キヤノン、フェイスジャケットで着せ替えられる「EOS M100」 – デジカメ Watch
EOS M のニューモデル「M100」が発表されました。
最近の EOS M は M5 や M6 といった他社トレンドに追随するミドルハイスペック/クラシカルデザインの方向性に振っていましたが、今回は二年前の M10 の後継にあたるエントリークラスとして出てきました。小型軽量でシンプルなミラーレスというのは M10 を踏襲しながらも、フェイスジャケットで外観をカスタマイズできるというのはかつての PowerShot N シリーズを汲む流れ。コンパクトデジカメ市場がほぼ壊滅した今(それでもキヤノンはかなりのラインアップを持っていると思う)、PowerShot N のようなデザインで遊べる路線はもうミラーレスしかないのでしょう(その市場も残っているかどうか怪しいけど)。
かつての NEX-5 シリーズの削ぎ落とした商品性に惹かれてミラーレスに手を出した私としては、やはり最近のミラーレス重厚長大路線よりはこういう小型機にこそがんばってほしいという思いがあります。これよりも前に出た小型ミラーレスはたぶん M10 が最後で、もう他のメーカーが目もくれないカテゴリだからこそ、諦めずに磨いていってほしい。まあ私が本当に欲しいのはエントリー向け、女子向けではなくて研ぎ澄ました小型機なんですけどね…。ただ M100 もスペックを見ると 2,400 万画素、デュアルピクセル CMOS AF という M5/M6 相当の画質や性能を期待できそうなものではあります。あとはもうちょっとだけ操作性にこだわってほしいのと、何と言ってもレンズですね。シリーズが始まって 5 年が経つというのに 6 本しかない、というのはいくらなんでもやる気がなさすぎます。
キヤノン、手ブレ補正付きの「EF85mm F1.4L IS USM」 – デジカメ Watch
キヤノン、アオリ撮影用のTS-Eレンズを拡充 – デジカメ Watch
一眼レフ用の EF レンズも一気に 4 本出てきました。ポートレートレンズの王様 85/F1.4L と、チルトシフト対応の TS-E レンズ群。TS-E に至っては 50mm・90mm・135mm をまとめて出してくるとか、がんばりすぎ(;´Д`)ヾ。
私は TS-E レンズにはあまり縁がないので(それでも年に何度か建造物を撮るときに欲しくなってしまう)、どちらかというと好きな焦点距離である 85mm が気になります。85mm F1.4 といえばポートレートの定番レンズですが、キヤノンには今まで F1.2L と F1.8 しかなく、長らく空いていたポジション。そこに満を持して L レンズ、しかも IS つきですか…こないだシグマの 85/1.4 を買ったのは失敗だったかなと一瞬思いましたが、価格差を見て現実に戻りました(ぉ。いやソニーの 85/1.4GM だってそれくらいするし、ポートレートメインの人にとっては決して高くないと思いますが、私はシグマでいいや…。
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