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Canon EOS 60D

キヤノン、EOS初のバリアングル液晶モニター搭載機「EOS 60D」 (デジカメ Watch)

だいぶ前からだけは途絶えなかった 60D がついに正式発表。といっても事前の噂から大きく逸脱することはなく、50D の順当進化・・・というかむしろ 7D の廉価版的なスペックなので、既に 7D ユーザーになってしまった私としてはあまり目新しい部分もありません。今季の注目度的にはむしろα55 のほうが高いかな?という印象です。
唯一気になるとすれば EOS としては初めてバリアングル液晶(それも動画撮影を意識してかワイド液晶)を搭載してきたことでしょうか。私は 7D の購入当初は光学ファインダばかり使っていましたが、NEX-5 を使うようになってから 7D でもライブビューや動画撮影を使うようになり、液晶がバリアングルだったら・・・とちょくちょく思うようになりました。なので、この部分だけは素直に羨ましい。あと、7D よりも 145g も軽いのもいい。

ただラインアップ的にはちょっと難しい位置づけでしょうか。既に 7D も 5D2 も良い感じに値段が下がってきていて、すぐ下にはエントリークラスとしては非常に完成度の高い KX4 があるので、価格性能比的にはどっちつかずになりそう。
でも、個人的には 2~3 年以内にエントリークラスのレンズ交換式カメラはほとんどがミラーレス・・・もとい EVF またはライブビューになり、OVF(光学式ファインダ)は中級機以上になるだろうと読んでいるので、次世代 Kiss は EVF/LV になるんじゃないかと思ってます。もしそうなったら、60D のクラスは中級機の門戸的な存在になるでしょう。

さておき、ミドルクラスの DSLR を買うユーザーはスペックにこだわることが多いので、どうせ買うならいろんなところで見劣りする 60D よりも 7D のほうが良いと思いますが、価格次第ですかねー。


レンズも出ています。

キヤノン、「EF 400mm F2.8 L IS USM」をリニューアル (デジカメ Watch)
キヤノン、SWCコートやISモード3を採用した「EF 300mm F2.8 L IS II USM」 (デジカメ Watch)
キヤノン、「EF 70-300mm F4-5.6」に”L”レンズの新製品 (デジカメ Watch)

ヨンニッパ、サンニッパは素人にはまず縁がないレンズなので置いといて(´д`)、私も使っている EF70-300IS がリニューアルして、いきなり L レンズにグレードアップしています。というか、価格帯が今までとだいぶ違うので、どちらかというと既存の EF70-300IS とは併売で、切り替わるとしたらむしろ EF70-300DO のほうになりそう。
既存の EF70-300IS はコンパクトで軽いのは良いんですが、テレ端の画質があまり良くなく、むしろ EF70-200 F4L で撮ってトリミングしたほうが満足いく画が得られることも少なくありません。なので余裕があれば買い換えたいほどのところではありますが、それならいっそのこと 100-400mm クラスが欲しかったりもするので、悩ましいところ。でも EF100-400L は今回もリニューアルなしだったんですよね・・・。

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