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Xperia mini pro

先日、都内某所にて某氏が個人輸入した新型のスマートフォンを触らせていただく機会がありました。さほど長時間いじったわけではありませんが、軽くインプレを書いてみたいと思います。

Sony Ericsson / Xperia mini pro

Xperia mini pro

触らせてもらえたのは日本未発売の Xperia mini pro。とはいえ私の周囲では Xperia PLAY に匹敵する勢いで個人輸入した人が多いので、むしろレギュラー商品なんじゃないかと勘違いしそうになると思います(笑。

先代にあたる X10 mini pro(これも触ったことあり)に比べると一回り大きくなっています。昔でいうところの premini に対する premini-II に相当するような違いと言ったらいいでしょうか。X10 mini シリーズはいくらなんでもスマートフォンとしては小さすぎる印象がありましたが、これくらいのサイズ感なら日本人にはむしろちょうど良いと感じる人も多いんじゃないですかね。

Xperia mini pro

X10 mini シリーズより続く「4 コーナー UI」は今世代でも健在。スクリーンの小さな Xperia mini ではアイコンが置ける数も限られているため、このアプローチは有効だと感じます。逆に arc のようなレギュラー製品に搭載しても良いような気もしますが、それだと却って片手で操作しづらくなっちゃうかな。
1 コーナーあたり 4 個までアイコンが登録できるようなので、合計で最大 16 個。スマートフォンで通常使う機能はひととおり割り当てられそうな数です。

ホームボタンの左右にあるバックボタン、メニューボタンは物理キーではなくタッチセンサ。予告されている Xperia ray などと同様に、今年後半の機種のデザインアイデンティティを備えています。


Xperia mini pro

側面にあるボリュームボタンとカメラ起動/シャッターボタン。中央を走るメッキパーツなど、小さいながらもちゃんと Xperia らしさを備えていますね。

Xperia mini pro

電源ボタンは上に。ボタンがちゃんと出っ張る形状になっているので、arc に比べると押しやすそう。その代わり、microUSB コネクタには蓋がつけられているので、充電にはちょっと面倒かな。

Xperia mini pro

で、mini pro の大きな特長のひとつであるハードウェアキーボード。極小キーですが、親指タイプ用としては適度なストロークとクリック感があって使い心地は悪くないと思います。
ただ、PC と違ってフリック等で直接かな入力できるスマートフォンでは、親指サイズの QWERTY キーボードを使って日本語入力するのが本当に速いかは疑問。英語圏ならすごくメリットあると思うんですけどね・・・ということで、日本で発売されないのはそのへんも一部あるのかなあと想像。サイズ的には発売さえすればそこそこ売れると思うんですけどね。

Xperia mini pro

背面はこんな感じ。液晶の裏面にスライド用のレールがもろに見えちゃってますが、このあたりはサイズ的に致し方なしといったところでしょうか。

Xperia mini pro

バックカバーを外してみたところ。バッテリは「EP500」という 1,200mAh のものが採用されています。1,200mAh というと Xperia arc/acro のものの 2 割減で、いかにも低容量に思えますが、最大の電力消費要因である液晶サイズが小さいので、これくらいでも arc と同じくらいはもちそうです。
microSD カードスロットのあたりが妙にえぐれていますが、意外と容積的には余裕がある設計なのでしょうか。

Xperia mini pro

Xperia mini pro がどれくらい小さいかというと、こんな感じ。比較対象の Xperia acro と比べると画面サイズは半分くらいです。数値城は acro:4.2inch、mini pro:3inch なので 40% の違いですが、面積にすると 140%×140%=196% ですからね・・・。
画面サイズが小さく、解像度も HVGA しかないので不安になるかもしれませんが、ちょっとだけ触ってみた感じでは、フィーチャーフォンからの乗り換えや他にもう一台スマートフォンを持っている場合のサブ機としてなら、これで十分な気もします。というか、仮にこれのおサイフ対応版があったら私は今の acro のポジションはこれくらいで良いかなー。

Xperia mini pro

厚みはこんな感じ。キーボード部だけで acro に近い(arc と同等くらい?)厚みがあります。ポケットに入れるとちょっとゴロッとした感じになりますが、PLAY よりは全然マシ(←比較対象がよくない)。まあ厚みはあるけどフットプリントが小さいので許容範囲かな?

Xperia mini pro

ソフトキーはこんな感じ。日本未発売の機種ではありますが、POBox Touch が標準でインストールされており、日本語環境は簡単に整えることができます。
とはいえ、QWERTY のソフトキーはちょっと現実的に打てるサイズじゃないですね。QWERTY が必要な場合はハードキーを出して、それ以外はフリックで入力するのがこの機種の日本における最良の使い方ではないでしょうか。

ということで Xperia mini pro、けっこうイイです。X10 mini シリーズはちょっと小さすぎて微妙だと思いましたが、これくらいならちょうど良いサイズかも。私はハードキーは要らないのでキーボードなしの Xperia mini でも良いかな、と思いましたが、どうもmini と mini pro では厚みはほとんど変わらないようなので、それなら mini pro が良いかも。
ただ私はこの 3 ヶ月で arc、PLAY、acro と立て続けに入手しているので、これ以上増えてもというのはあります(´д`)。来年このサイズ感で Ice Cream Sandwich+デュアルコア(は厳しいか)+おサイフな機種とかが出たら、間違いなく acro から買い換えるところですが・・・。

Sony Ericsson / Xperia mini pro

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コメント

  1. さやきゃん より:

    キボードでの日本語使用できない?

  2. B より:

    自分のじゃないので現物で確認できないのですが、
    海外版 mini pro に入っている POBox Touch は QWERTY 入力専用で、
    フリックには対応していないようです。
    http://itsa.blog.so-net.ne.jp/2011-08-03
    http://www16.atwiki.jp/x10minipro/pages/29.html
    フリック入力したい場合は OpenWnn や ATOK あたりを入れるのが良さそうですね。

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