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Xperia arc/acro Build 4.0.1.C.1.9

Xperia arc/acro(無印と ray も)の新ファームウェアがリリースされたので、さっそく当ててみました。

Xperiaシリーズに機能追加、PSゲームも利用可能に – ケータイ Watch

プラットフォームは Android 2.3.4 ベースにアップデート。先日発売された国内版 Xperia PLAY も機能的にはほぼ同等のものだと思われます。

OS はマイナーバージョンアップにすぎませんが、機能的にはかなり細かなブラッシュアップが進められているようで。POBox Touch のアップデート(私は ATOK 派なのでほとんど使っていませんが)、Wi-Fi テザリング対応、PlayStation Certified 対応、など意欲的な進化を遂げています。けっこうあっさり見限られてしまう Android スマートフォンも少なくない中、これだけ積極的にサポートしてもらえると、買う側としても安心できますね。


アップデートしてすぐに気づいたのがメールアプリ。アイコンの右上に受信件数が表示されています。iOS ではこういうのがけっこう普通でしたが、もしかして Xperia では初じゃないでしょうか?今までは通知機能の中になら受信件数等の情報が出ていましたが、アイコン上に見えるのはすごく助かります。特に仕事メールの処理に使っている arc のほうはありがたい機能。アプリ側の実装も必要なのだと思いますが、他のアプリでも対応してほしい。

それからフォルダ表示。今まではフォルダアイコンでの表示だったところが、フォルダ内に入っているアイコンが最大 4 つまで、ホーム画面上から見える表示になりました。Xperia mini シリーズに搭載されている「4 コーナー UI」的な考えの派生型でしょうが、これまた便利。

アプリケーションドロワーにもなんかずらっとアイコンが追加されています。「エリアメール」以降の分が今回追加されたアプリ。エリアメールは重要だし、Video Unlimited や PS Store あたりまでは(人によって使う使わないはあるにせよ)まあいいんですが、Mobageェ・・・(´д`)。とりあえず今後もまず使わないアプリは速攻削除で。

PS Store は 12 月オープン予定とのことですが、「始めよう」とか言われるとついタップしてみたくなるじゃないですか。

で、これ・・・。

正式オープン前なのは分かるけど、もう少し期待感を持たせるような何かくらい表示してくれてもいいんじゃないですかね・・・。明らかにやる気が感じられない(´д`)。FFVII を移植してくれたらプレイするのもいいかな、と思ったんですが、これじゃあねえ。

今回のアップデートで注目すべき機能の一つはスクリーンショットを自前で撮れるようになったこと。今までは PC に接続して Android SDK の DDMS で・・・というけっこう面倒な手順を踏む必要があったのが、電源ボタン長押しで出てくる終了オプションから自前キャプチャできるようになりました。終了オプションからキャプチャ、というのは Windows の「スタートボタンから終了」と同じくらいセンスがない実装だと思うのですが(´д`)、今の Android だとこのへんが限界なんですかねえ。GALAXY S II では iPhone のように「ホームボタン+電源ボタン」で撮れるようですが、iPhone より大きい本体サイズのマシンじゃ片手で撮りづらいし・・・。

キャプチャした画像は Xperia 内の「/sdcard/Pictures/」ディレクトリに自動保存され、同時にプレビュー画面が表示されます。この画面内からインテント機能を使って他のアプリに共有(添付としてメールアプリに送ったり、Twitter で共有したり・・・)することができるので、キャプチャを撮った次のアクションがしやすくなっています。
私の場合は、スクリーンショットは blog エントリー用等で複数枚まとめて撮ることが多いので、相変わらず DDMS で撮ったほうがその後の加工も PC でやるし、結局ラクなんですが・・・。

あとはテザリング機能ですかね。中身は先日 Xperia X10 を Gingerbread 化したものとほぼ同じですが、現在メインで使っている arc/acro でこれができるというのが嬉しい。ただ、テザリングは通話端末で使うとパケット料の上限が上がってしまうので、テザリングするなら代わりにイーモバか WiMAX は解約しようかなあ・・・という気分になってきますね。これが LTE 端末だったら迷わずイーモバも WiMAX も解約して、テザリング一本化も考えるところですけど。

arc も acro もこれまで複数回のアップデートで、本当に安定して使いやすい端末に進化したと思います。Gingerbread 世代のスマートフォンとしてはほぼ完成形に近いと言って良いのではないでしょうか。次の Ice Cream Sandwich 世代へのアップデートがサポートされるかは不明ですが、まだしばらくは面倒を見てほしいところですね。

コメント

  1. 新の字 より:

    Rayも忘れないで〜(^_^;)

    SGS2は、アプリ入れれば通知ウィンドウからでもキャプチャ撮れます〜ん。
    なんかで必要になったら声かけてくださいまし。
    Ray入手以前の、過去のAndroid端末は全部床に転がってるので(-_-)

  2. B より:

    arc/acro/PLAY という今年の春モデル相当の機種ばかり使っているとどうしても ray を忘れがちになるという(笑

    私も arc/acro で落ち着いちゃったので、Gingerbread 世代のスマホはもういいや、と思っていたりして(^^;;

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