スポンサーリンク

東京都三鷹市の年越し立喰いそば

「もう年の瀬か…ついこの間、お正月だった気がする。一年、早いや」

立喰いそば さとう

たかねのたいやきを食べに三鷹に来たついでに、Season2 最終話の最後の最後にゴローが飛び込んだ立ち食いそば店に寄ってみました。年越しに立喰いそば、ってのも、たまにはいいじゃないか。

本当は本編たるコロッケとぶり大根を食べに「」に行きたかったんですが、大皿料理は夜しかやっていないとのこと。夜に来れる暇はしばらくないだろうし、ということで、まずはそばから攻めます。
この「立喰いそば さとう」は、三鷹駅北口を出てすぐのところにあります。入口を自販機と隣の花屋さんにほぼ浸食されているので、暖簾がかかっていなかったら見つけられなかった可能性大(笑。三鷹って普段来ないからなあ…ジブリ美術館に行くためにバスに乗り換えたのが、過去に唯一降りた瞬間じゃないでしょうか。

まずは自販機で食券を買い求めます。かけそば 240 円、天ぷらそばでも 340 円…安い。何年前からこの値段なんでしょうか、というくらい、良心的すぎる価格です。学生時代、近くにこんな店があったら、日々利用しただろうなあ…。しかも、基本的に平日は 24 時間営業とか、この値段で維持していけるのかこちらが心配になってしまうほど。でも、飲んだ帰りにラーメンじゃなくてこういうところで軽くかけそばを一杯とか、この歳になってくるとそっちのほうが嬉しいんだよなあ。


店内に入ると、カウンターを挟んでそれぞれ人ひとりずつがやっと立てるくらいの狭さでした。そして、私がついたのはまさに劇中のゴロー席(椅子がないので「席」とは言わないか)。正面を見ると、カレンダーの 12/7(金)のところに「PM 3:00 テレ東ロケ 料金 10 分 10 万円!」というメモが。へええ、あの場面のロケは 12/7 の午後にやっていたのか、と思うと同時に、「料金 10 分 10 万円」って何だよと(笑

店員のおじさんに食券を渡してほんの数分で、そばが出てきました。このスピード感が立喰いそばのいいところ。

これこれ。こういう小洒落てない立喰いそば、大好き。
俺には、こういう立喰いそば屋がお似合いなんですよ。

天ぷらそばだけど、載ってきたのはかき揚げ。まあ、340 円でえび天はさすがにないよなあ。

この値段の立喰いそばだから、深大寺そばあたりとは比較にならないけど、意外にも黒い田舎そばが使われていて、ちゃんとそばの味がする。濃いめのだしとの相性が、こういう店らしくていい。
うん、これは悪くないじゃないか。

でも、これで終わらないのが、この俺(笑。

ミニカレー 280 円、と言われたら、頼んじゃうよなあ。
しかもミニなのは器だけで、ごはんもカレーも、しっかり盛ってあって、特にごはんは一人前あるんじゃないだろうか(笑。

味は、良くも悪くも期待どおりの味。変に作り込んでない味付けが、逆にいい。
こういうそば屋のカレーって、なんで妙にうまいんだろう。おじさん、おいしいです。

予想に反してちょっとお腹いっぱいになってしまったけど、合わせて 620 円でこのボリュームなら、満足。
ごちそうさまでした。

少し早い年越しそば。来年も良い年でありますように。

『孤独のグルメ』聖地巡礼 全店レポート Season1~10&原作
ドラマ&漫画『孤独のグルメ』の聖地を実際に巡礼してきた本人によるまとめです。(※2017 年大晦日スペシャルの広島編、2019 年大晦日スペシャルの釜山編、2023 年大晦日スペシャルの台湾編、および原作の病院、パリのみ未巡礼)。 ドラマ...

コメント

スポンサーリンク