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F1 シンガポール GP 2013

シンガポールGP決勝 ヴェッテルが余裕の3連勝 – GPUpdate.net

シンガポールのナイトレースは、予選から圧倒的な速さを見せつけたヴェッテルがレースを完璧に支配して圧勝。2 位アロンソに 60pt もの差をつけて、チャンピオンシップにおける優位性を確固たるものにしました。残り 6 戦、アロンソが全勝してもヴェッテルが 2 位を獲り続ける限りはアロンソに逆転の目はありませんからね…。

ヴェッテルはこれで夏休み明けから 3 連勝。今シーズンの勝率も 50% を超え、開幕当初の「レッドブルとフェラーリ、ロータスの実力が拮抗している」状況から、いまや「圧倒的に強いレッドブル(特にヴェッテル)」という状況になってきました。この間、新たなトリックデバイスを開発したわけでもなく、RB9 とピレリタイヤ、それにヴェッテルをマッチさせるセットアップの最適解を見つけた、ということなのでしょう。スパ、モンツァ、シンガポール市街地という特性の異なるサーキットで安定した速さを見せていることがそれを裏付けていると言えます。このままだと、来月の鈴鹿あたりでヴェッテルの四冠が確定してしまいそう。

2 位のアロンソも 3 位のライコネンも、スターティンググリッドから大きく順位を上げての表彰台で、その点では良い仕事をしたと言えます。特にライコネンは背中を痛めている中鎮痛剤を使ってのレースでこの結果、というのはさすが。しかし、それぞれ望み得る最高に近いレースを戦っても、まだヴェッテルに届かないのが実情。来季のレギュレーション変更を考慮すると、今のポイント差では最終戦まで今シーズン向けの開発を継続して戦うという判断もないでしょうね…。

シーズン終盤に向けて、中団のポイント争いがかなり激しくなってきていて、レースとしては見応えがあるグランプリが続いていますが、チャンピオンシップという点では「もう決着がついた」ことを実感した、そんなシンガポール GP でした。

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