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CP+ 2014 (1) -ツァイス編

今年も CP+ が開幕しましたね。

カメラと写真映像の情報発信イベント CP+2014

が、しかし…、

横浜はこんな状況(;´Д`)ヾ。

会場内の展示のほうも、キヤノン・ニコンからは個人的に興味を惹かれる新製品が出ず、他のメーカーも多くは事前に発表してそれぞれのショールームでもう触れる段階にあったりもして、何もわざわざこの会場内で並ばなくても…という感じ。そんなわけで、今年は私が特に注目したポイントだけをかいつまんでレポートします。

まずは、ツァイスブースから。

ツァイスブースというと、今まではコシナが主体となって出展していましたが、Touit の発売を機に自社販路での商品取り扱いも始めたためか、今年はツァイスとコシナが合同出展、というようなブースの作りになっていました。ツァイスブース側にコシナツァイスも含めたツァイス製品(除くソニーツァイス)、コシナブース側にフォクトレンダーブランドの製品、という区分で並べられていました。

今回が初登場となった Touit 2.8/50M ももちろん展示されていました。3 月発売ということで、ワーキングサンプルでの展示。


実機のタッチ&トライも可能でした。

短時間ながら触ってみた印象としては、

  • ファインダで確認した限りでは、Makro-Planar らしい素直で精緻な描写
  • Touit シリーズだから AF の遅さを心配していましたが、案外悪くない。マクロとしてであればこれくらいで許容範囲かも
  • ただし鏡筒長すぎ。APS-C ならもう少しくらいコンパクトにしてほしい
  • ¥11 万オーバーという価格はさすがに手が出ない…。Touit 2.8/12 くらいユニークなスペックならまだしも

という感じ。これはそうそう買えるレンズじゃないですね…。

あとは 40 万円もする弩級レンズ「Otus」とか、

シネレンズ「CP.2」シリーズとか、普段なかなか目にする機会のないツァイスレンズを見ることができて眼福、眼福(←

CP.2 は交換マウントシステムなので、マウントさえ交換すればどんなボディでも使えるのは、複数マウントを運用する私としては羨ましいところ。まあ MF 専用だし、高すぎて手が出ないので、私には縁のない代物ですが…。

あと、フォクトレンダーでは VM-E クローズフォーカスアダプタ用の HELIAR 40mm F2.8 が参考出品。最近、コシナはフォクトレンダーブランドでミラーレスを意識したレンズをいろいろ出してきているのがいいですね。私も α7 用に ULTRA WIDE-HELIAR 12mm や SUPER WIDE-HELIAR 15mm あたり、欲しいんですよね…。

ツァイスのほぼ向かいにあったのが KIPON ブース。ほんの 3 年前にはせいぜい 1 コマしかないこぢんまりとしたブースで、しかも CEO 自ら商品説明していたくらいだったのに、気がつけばこんな立派なブースを構えてモデルさんまで雇っていました。

ノーマークでしたが、METABONES、RJ Camera に次いで KIPON からもフォーカルレデューサー系マウントアダプタ(APS-C センサ搭載カメラでフルサイズ相当の画角で撮影できる縮小光学系搭載アダプタ)が発売されていたんですね。私は α7 を買ってからフォーカルレデューサー系アダプタへの興味を失ってしまいましたが、動画撮影用途などで引き続きこういう製品へのニーズがあるということなのでしょう。ものすごい勢いで商品展開している KIPON や METABONES といったアダプタメーカーですが、ブースの規模からも一目瞭然なように、企業規模も急成長しているんでしょうね。

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