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Manfrotto の定番シリーズがリニューアル

先日の CP+ にて、全くノーチェックだった Manfrotto ブースに新製品がいろいろ展示されていることに気がつきました。

Manfrotto

同社の超定番三脚、055 シリーズと 190 シリーズがフルモデルチェンジ。コンセプトは継承しながら、全面的なバージョンアップが施されています。

Manfrotto

Manfrotto のシンボルマーク(三脚のモチーフ)を大胆にあしらったデザインになっているのは最近の同社製品の特徴ですが、さらに水準器が回転して好きな向きに変えられるようになっています。これが地味に嬉しい。


Manfrotto

ローアングル用の開脚ロックレバーが大型化して押しやすくなりました。
また、アーム経由でアクセサリーが装着可能な「イージーリンク」も新たに装備。

Manfrotto

055/190 シリーズの特徴といえばセッティングの自由度を高める 90° センターポール。今回、ここに新機構が採用され、この回転部分が通常使用時には本体内に格納できるようになりました。これにより、機能はそのままに従来よりも縮長が短くなっています。055/190 シリーズの難点はこの機構のためにコンパクト化が難しいことでしたが、これが克服できているというのはかなり大きい。これだけのために新型に買い換えたくなるほどです。

Manfrotto

脚のロックも従来より強力にロックされ、開閉もしやすい「クイックパワーロック」に変更されています。触ってみると、確かにロックは従来よりも強固だし、開閉もスムーズになっています。さらに耐荷重も 7kg→9kg にアップ、といいことづくめ。なんか旧型を使っているのがだんだん惜しくなってきました(;´Д`)。

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そして雲台もリニューアルされています。現在の 055/190 シリーズ用の標準 3 ウェイ雲台「804RC2」の後継にあたる(のかな?)「X-PRO 3 ウェイ雲台 MHXPRO-3W」。これも全面的にリニューアルしていて、まずは前後左右の 2 軸にフリクションコントロールが備わり、重い機材を使用する際の微調整がしやすくなりました。

Manfrotto

あと、ハンドルも、使用時は従来同様の長さですが、

Manfrotto

半分くらいの長さに縮められ、携行時に雲台が従来よりコンパクトに収まるようになりました。三脚の縮長も短くなったし、雲台もコンパクトになって、これはまとめて羨ましい。055/190 の欠点って、三脚も雲台も嵩張ることだったので、これでだいぶ持ち運びがラクになりますね…。

Manfrotto

水準器も従来の 2 ウェイから 3 ウェイに。縦位置の水平が出しやすくなるので、こういうのも地味に嬉しい。

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ひとつひとつは「地道な改良」というレベルですが、まとまるとすごく使い勝手が向上して見える今回のリニューアル。最近の Manfrotto のプロダクトラインは、色使いといいデザインテイストといい徐々に中二病を発症しつつあるのが気になりますが(ぉ、中身はすごくいい。これ、ちょっと買い換えたくなっちゃったんですけど…。

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