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F1 イタリア GP 2014

イタリアGP決勝 ハミルトンが優勝、メルセデス1−2勝利

F1 サーカス随一のスピードサーキット・モンツァで開かれるイタリア GP。今季最強のパワーユニットを要するメルセデス陣営の圧勝だろうな、との予想通り、メルセデス&ウィリアムズによる 1-2-3-4 フィニッシュとなりました。メルセデスの 1-2-3-4 はオーストリア GP 以来、今季 2 回目。1987 年のホンダ・ターボ全盛期を彷彿とさせる強さを見せつけています。

ベルギーでのメルセデスの同士討ちは、その後チーム内で話し合いの場が持たれたようで、少なくとも表向きには両ドライバーの間にある程度の秩序が守られているように感じました。予選はハミルトンが完勝、しかし決勝のスタートで出遅れ、追い上げる展開に。毎周コンマ 2 秒ずつ詰めてくるハミルトンのプレッシャーに負けたのか、ロズベルグはターン 1 で二度も止まりきれず、二度目にハミルトンの先行を許してしまいます。
チャンピオンシップはこれで 29pt→22pt に差が縮まりました。単純な速さだけでいったらハミルトンのほうが一枚上手なこと、過去二度のチャンピオン争い(うち一度は勝っている)の経験から戦い方を知っていること、追う立場のほうが精神的に楽なこと、など依然ハミルトンに分がある戦いに見えます。ロズベルグにとっては、ハミルトンのプレッシャーに冷静に対処し、逆に相手のミスを誘発するような戦い方ができるかどうか、にかかっていると言えるでしょう。


そういう精神戦も含めたトップ争いもなかなか見応えがありましたが、今回は個人的に今季のニューヒーロー、リカルドとボッタスの走りに注目していました。どちらも序盤から追い上げていくレースで、持ち味である思い切りの良いオーバーテイクを連発。表彰台こそならなかったものの、ボッタスは最終的に僚友に続く 4 位、リカルドはヴェッテルを交わしての 5 位につけました。リザルト以上に内容の濃い、表彰台に匹敵する走りだったと思います。この二人、2~3 年のうちに間違いなくチャンピオン争いに絡んでくるでしょうね。

我らが小林可夢偉は紆余曲折の末、このイタリア GP でレースドライバーに復帰。先日チーム代表に就任したばかりのアルバースが突然チームを離脱するなど、相変わらずゴタゴタしていることは間違いないですが、そんな中も予選・決勝ともにきっちりマルシャの 2 台に勝ってくるところはさすがですね。ベルギーでアップデートされたマシンも、「以前よりはマシ」程度ではあるものの改善されているようで、このまま少しでも上昇の機運を掴んでほしいところ。とはいえコンストラクターズ争いに関しては、マシンよりもドライバーの力量の比重が高く、セーフティカーの出動回数も多い次戦シンガポールが事実上最後のチャンス。ここでペイドライバーにシートを奪われることなく、ポイントは取れないまでもザウバーを上回る結果を残して、来季に望みを繋いでくれることを期待します。

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