スポンサーリンク

B&H からカタログが届いた

何の前触れもなく、こんなものが届きました。

B&H

アメリカのカメラ用品通販サイト「B&H」から、国際便で通販カタログが届いたという…。

B&H Photo Video Digital Cameras, Photography, Camcorders

この夏に Touit の 2 本セットを買って住所登録したので、それで送られてきたようです。
わざわざ国際便で…と思いましたが、送り状には日本語でお知らせが書かれているし、日本向けにもけっこう発送しているのでしょう。まあ、日本からわざわざアメリカの B&H を利用するのは、日本で売られていない商品か、送料よりも為替の差額のほうが大きい商品(つまり単価が高い)でしょうから、カタログの発送コストを差し引いても利益の出る見込み客、ということになります。
我が家のポストにはスカパー!の冊子やベルメゾンのカタログが入っていることはありますが、海外からこういうものが届いたのは初めてなので、ちょっと驚きました。

B&H

日本の通販カタログではあまり見ない AB 判の冊子で、厚みはベルメゾンカタログの倍以上あります(!)。紙の斤量自体はベルメゾンと大差ない、裏側がやや透ける厚さなので、純粋にページ数が多いということでしょう。

日本でいえばヨドバシの季刊誌「ポイントネットワーク」に相当する冊子にあたるんでしょうが、雰囲気はずいぶん違いますね…。


B&H

内容はかなり機械的で、商品名とごくごく標準的な商品写真一点、あとは価格のみ。

ついつい EOS 7D2 の価格を調べてしまいましたが(笑、ボディ単体 USD1,799 だと日本円換算で 21 万円を超えてしまうので、これなら日本で買った方が安いですね…。円安下だと B&H で買うメリットがほとんどないので、カタログが送られてきたタイミングとしては微妙ではあります。

B&H

レンズページなんてこんな扱いですよ(笑

ごく一部のレンズ(それも USD1,000 超えのものばかり)を除いては、商品名と価格がリストになっているだけ。基本的な商品情報は客側がネットなりを使って自分で調べる前提で、このカタログは価格表的な位置づけということでしょう。フィルタ径と対応するレンズフード、レンズケースが併記されているあたりが商売として抜かりない(笑

これを見ると日本のカタログがいかに手間暇かけて作られているかがよく分かりますね…。

B&H

それでもついついツァイスの価格は調べてしまうわけです(笑。

ここを見て驚いたのが、「ZE SLR Lens Set for Canon EF Mount (ZELBZE)」というセット商品の存在。ツァイス ZE マウントレンズの詰め合わせセットということでしょうが、USD6,063 というその価格もすごい(汗
Web で調べてみたところ、Distagon 21mm F2.8、28mm F2、35mm F2、Planar 50mm F1.4、85mm F1.4 の 5 本を PELICAN 製のツァイスロゴ入りハードケースに収めたセットのようです。お、おう…。

B&H

私が買った Touit が今いくらになっているか調べてみようと思ったら、このカタログ上にはどこにも載っていませんでした(Web ストア上では扱いがあった)。逆に、BOWER や ROKINON といった国内ではまず見かけないブランド(とはいっても、どちらも SAMYANG のサブブランドですが)のミラーレス用レンズが掲載されていたりして、なかなか興味深い。

かと思えば、Yasuhara の「180° Fisheye for Sony NEX (YAFELSE)」が掲載されていたりして。これ、安原製作所の「MADOKA」ですよね。ますますどういう基準で掲載しているのか分からない(笑

B&H

B&H はコンシューマー向けのスチルカメラに限った販売業者ではなくて、カムコーダも民生用からプロ用、ポスプロ用機材まで幅広く扱っています。そういうものまで並列的に掲載されているというのがなかなかすごい。

B&H

照明機材にもかなりのページ数を割いています。日本でいうところのヨドバシカメラとかマップカメラというよりは、銀一みたいな位置づけの販売店ということになるでしょうか。
ページをめくっていくと、監視カメラとかアクションカメラ用ドローンとかまで載っているので、見ていて飽きません。

B&H

PC やスマートフォンまで掲載されているわけですが、スマホは BLU Products という国内ではほぼ聞いたことのないメーカーが大々的に扱われているのが、日本市場とは全然違うところ。日本との違いでいえば、Xperia が Z2 の一機種しか扱っていないのも、アメリカっぽいですね…。
Apple 製品は回線契約が必要な iPhone/iPad は扱っていないようですが、Mac や iPad Wi-Fi モデルは販売しているようです。

なかなか面白い体験をさせてもらいました。これで円高だったらなあ。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました