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「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」に行ってきました

お台場・日本科学未来館で開催中の「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」に行ってきました。

チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地

会期前から気になっていたイベントではありましたが、ようやく時間が取れました。

一昨年の「デザインあ展」もそうでしたが、親子で楽しめる知育系展覧会ってかなり混むもので、今回も 11 時頃に現地に着いたら(本当は開場時間を狙って来たかったのに何だかんだ遅くなってしまった)既に入場 1 時間待ち、という状況(´д`)。とりあえず科学未来館 5F のカフェでお昼を先に済ませてから入場しました。
ちなみにチケット購入の行列だけでも数十分~1 時間くらいの待ち行列に見えたので、チケットはあらかじめ買っておくのが正解です。私は自宅でプリントアウトできる公式のオンラインチケットを利用しましたが、セブンイレブンやローソンのチケット端末でも購入できます。

入場するや否や出迎えてくれたのが、CG でグリグリ動くアート。「踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」というタイトルは何かと思ったら、ディスプレイやプロジェクタで表示し、グリグリ動く現代アートと、テクノロジーを使って楽しめるアトラクションの組み合わせ、という感じなんですね。

上の写真は単なる日本画に見えますが、実際には 4K ディスプレイ(ソニーの 4K BRAVIA X8500B シリーズと思われる)に表示した CG アートで、細かく動いています。人だかりでなかなかじっくり観察することはできませんでしたが、これ空いてたら一枚一枚各十分くらいずつ見入っちゃう感じ。

このサイケデリックな色彩の動物アートも、複数台のプロジェクタを使って投写された映像で、よく動く。最近のイベントはこういうプロジェクタを多用するものが増えていますが、プロジェクションマッピングとも違う「動くアート」というのはなかなか新鮮。映像の迫力も相まって、これも見とれてしまう系。


続いて「学ぶ!未来の遊園地」パートですが、これもプロジェクタを使っているものの、映し出されているのは来場者が作った塗り絵。塗り絵が 3D 空間の中を動き出すというと、ちょっと前に流行った AR スマホアプリ「colAR Mix」みたいな感じですが、映し出されるのが自分のスマホではなく会場の大スクリーンで、かつ他の人の作品と一緒に映し出される、というのはまた違った感動があります。

このアトラクションは 3D タウンの他に水族館バージョンもあります。

完成した塗り絵をこうやってスキャンしてもらうと、

次の瞬間にはそれがスクリーンに出現します。

仕組みが分かっていても、実際に動きだすととても楽しい。

せっかくなので私もひとつ作ってみました。1 分で描いたガンダムクラゲ(ぉ。

けっこう凝った色を塗ったつもりでも、他の人の作品と紛れて見つけにくくなってしまうので、アイコン的に判りやすい模様にしておくのがコツかもしれません。ただしジバニャンだけはみんな描いてるから外すべき(笑

こういうイベントで今面白いのはやっぱり AR 系でしょう。これはテーブル上にブロックを置くと、上に設置されたカメラでブロックの色を認識して、例えば赤いブロック二つの間に線路、緑の間に道路、青の間に川、黄色の間に空路を映し出してその間を乗り物が行き来するギミック。これ大人が見てもすごく面白いんですが、多くの子どもたちにはよく解らないようで、ひたすらテーブル上のブロック同士をぶつけて飛ばす遊びが繰り広げられていました(;´Д`)ヾ。なので乗り物がまともに動き始める前に AR 表示が消えてしまって、さっぱり面白くない(笑。もうちょっとちゃんと説明をつければいいのに…。

これも AR+プロジェクタ系で、テーブルの上に小びとがたくさんいて、その上にいろんな物や手をかざすと、小びと達がその形に応じたリアクションを取ってくれる、というもの。

似たようなアトラクションは同じくお台場のソニー・エクスプローラサイエンスにもいくつかありますが、こちらのチームラボ展のほうが新しい技術と機材でやっているので、見応えが違います(^^;;

立体物系もいろいろあって、光ったり音が出たりするボールやブロックで遊べるコーナーが小さな子どもには大人気でした。

ただ、全体を通して何も考えなくてもそれなりに楽しめるアトラクションばかりではあるものの、「どういうアクションに対してどういうリアクションが返ってくる」という説明が小さな展示パネルくらいしかなく、ほとんど読まれていないのがあまりに惜しい。運営スタッフもいるけどそういう説明はほとんどされず(安全に運営するだけで精一杯なのも分かりますが)、ボールやブロックの色がどうやったら変わるのか気づき、試すことができればこんなに知的好奇心を刺激するアトラクションもないのになあ…というのが残念ではありました。

なお、常設展ではホンダ・ASIMO のデモもやっていて、さらに得した気分になれました。ASIMO は本当に久しぶりに見ましたが、私が以前見たときにはまだジャンプまではできなかったような…。

常設展も含め、家族で丸一日楽しめるイベントだと思います。メインの年齢は幼稚園~小学校低学年くらいまでだと思いますが、小三の長女も全力で楽しんでいたようでした。
ただし、休日はちょっと混みすぎで一つ一つの展示やアトラクションを見るのにも待ちが発生したり、そもそも人が多すぎて満喫できないところはあるので、これは平日来場推奨ですね。かつ会場もずっと暗いので、高感度に強いカメラ推奨(ISO1600 が常用できるのが望ましい)だと思います。
会期は GW いっぱいまで延長されましたが、これから学校が春休みに入ることを考えると、3 月上旬までに行っておくか、4 月の平日に行くのが良さそうです。

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