5年前の今日、EOS-1D C 発売: mono-logue
サイカ先生のこのエントリーを読んで、そういえば私も EOS 5D Mark III を買って今年で 5 年経ってるんじゃん、ということを思い出しました。
当時はけっこう清水の舞台から飛び降りる感覚で買ったものですが(だってその時点ではフルサイズ対応レンズもほとんど持っておらず、ボディ以外にいろいろ揃える必要があった)、この 2~3 年でハイアマ用ボディは 40 万円からというのが相場になってしまい、5D3 は相対的には高いカメラとは言えなくなりました。それでもなんだかんだ言って 3~4 年使ったら後継機種に買い換えるんだろうと思っていたのに、結局 Mark IV には乗り換える必要をあまり感じないまま、もうすぐ 5 年半が経とうとしています。
Mark III→IV への進化は EOS MOVIE 関連の機能が大勢を占めていて、スチルカメラとして見たときには買い換えの意義があまり見えなかったんですよね。メインカメラとしてはそろそろ 3,000 万画素級のボディに更新したほうがレンズの性能を引き出せるんだろうとは思っていますが、買い換え動機としてはまあその程度。むしろ 6D Mark II に搭載されたバリアングル液晶のほうが魅力的だったりします。
それくらい、5D3 はスチル用の一眼レフカメラとして完成されていて、今でも古さを感じないんですよね。5 年半というと私がこれまで約 20 年にわたって使ってきたデジタルカメラの中で最長記録になるわけですが、陳腐化した感覚がない。私のメインカメラが 5D3+α7 II のツートップ体制で、機動力が必要な場面では α7 II のほうを使ってしまうから、というのもあるかもしれませんが。
一方で、ここ 2~3 年で私の周囲でもメインをミラーレスに乗り換えてしまった人や、レフ機とミラーレスの両方を使っているけどミラーレスの稼動率のほうが高い人も随分増えてきて、ああレフ機からミラーレスへの世代交代って思っていたよりもジワジワ進むんだなあ…と思ったりします。私も今から 3 年くらい後に 5D Mark V に乗り換えている自分の姿がイマイチ想像できません。
今年はたぶん 10 年ぶりくらいにカメラボディを買わなかった年になりますが(レンズは買った)、来年の今ごろはどんなカメラを使っているんでしょうか。このままである可能性が最も高いような気はするけど、α7 II は III 型になっていそうな気もします。最近カメラやレンズの新製品が出ても以前ほどはときめかなくなってしまったので、何か驚きのある新機軸の登場に期待してしまうわけですが、難しいかなあ。
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