私のところにもようやく招待状が届きました。
Amazon / Echo Dot (New モデル) (ホワイト)
発売から随分時間が経ってしまい、スマートスピーカの話題も一段落した感がありますが、少なくとも Amazon Echo に関してはまだ買えていない人の方が多いようなので、今さらでも多少はネタにして良いかな。
私は先行して発売されていた Clova WAVE を試してはいたものの、Google と Amazon の日本参入以来 Clova WAVE はすっかり存在感がなくなってしまい、また先行体験版の購入特典だった LINE MUSIC の半年無料権が 2 月で切れてしまったこともあって、ここ一ヶ月ほどは置物と化していました。なので Echo が買えたらしばらく試してみてどちらを残すか決めようと思っていたのでした。
パッケージはコンパクトかつシンプルながら、表面にはエンボス加工や部分コーティングが施されていて妙にお金かかってます。
買ったのは最もエントリーにあたる Echo Dot。デカいスマートスピーカが何個もあってもしょうがないし、Clova WAVE と違って良い音を出したければ外部スピーカに接続するという手段が執れるし、まずはシンプルなものをということで選択。灰皿くらいの大きさしかないのでその辺に転がしておいても良いですが、WAVE のようにバッテリが入っているわけではないので、かならず電源(microUSB)が必要なのが惜しいところ。
インターフェースは電源(microUSB)とアナログライン出力のみ。その気になればちゃんとしたアンプにライン接続すればそれなりの音が出せますし、Bluetooth スピーカとも接続できます。Echo シリーズの中では最もシンプルな機種ですが、意外とツブシが利きます。
電源を入れると LED がクルクル回った後「Echo アプリでセットアップしてください」というアナウンス。スマホに Echo アプリをダウンロードして、そこから初期設定を行います。
Echo アプリのようこそ画面。いきなり中途半端な和英混在メッセージが表示される UI にちょっと引いてしまいました。Kindle や Fire TV が OOBE(初期設定)の UX がかなりスムーズで好感が持てたのに比べると、いかにもまだまだ未完成なデバイスという印象で、少し不安。
セットアップ画面には日本未発売の Echo Tap のメニューも表示されています。Tap ってあまり話題になっていませんが、そのうち日本でも発売されるんでしょうか。
Fire TV よりは幾分面倒なセットアップを完了すると、普通に使えるようになります。
Echo アプリからは Alexa との対話履歴を確認し、残しておきたくないログは削除することが可能。ログを読んでみた限りでは日本語の認識精度は Clova より全然良いし、ウェイクワード(Echo の場合は「Alexa」)へのレスポンスについても WAVE では「ビコン」という反応音を聞いた後でないとコマンドを受け付けてくれなかったのが、Echo では「Alexa、音楽をかけて」というようにほぼ繋げるような形で発話してもしっかり認識してくれる。Clova の認識率の低さとレスポンスの悪さに辟易気味だったので、このストレスがないだけでも使おうという気にさせてくれます。
Echo の売りの一つがサードパーティ製の機能を利用できる「スキル」。日本向けのスキルはまだまだ多くはない状況ですが、これについては今後ぼちぼち使っていくつもり。
とりあえず今日届いてセットアップし、基本的な機能を触ってみた程度なので、これからいろいろ実験しようかと。Clova WAVE よりは使い物になりそうな感触があるので、どれくらい日常的に役立ってくれるか見極めようと思います。
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