先日発売された Shanling の超小型 DAP「M0Pro」が気になっています。
本来なら次に買う DAP はウォークマン ZX707 にしようと心に決めているのですが、それでもちっちゃいもの好きとしては気になる。先代モデルは愛用していたし(まだ持ってはいる)。
先代 M0 は音はそれなりながらも取り回しの良さが気に入っていたのですが、外出時の音楽再生のメインを TWS イヤホンに切り換えたタイミングで使わなくなってしまいました。TWS イヤホンではイヤホン側の音作りと対応 Bluetooth コーデックが音質には支配的で母艦は何でも良いからスマホ(Xperia)に集約されてしまったわけです。たまに外でも有線で聴きたいときはバランス接続ができるウォークマン ZX507 があるので M0 の居場所がなくなってしまった。
新しい M0Pro はアダプターケーブル経由ながらバランス接続に対応し、DAC も ESS ES9219C のデュアル遣いになって初代 M0 比で音質向上が期待できます。まあ音質を決めるのは DAC だけではなく内蔵アンプや回路設計の影響も大きいのですが(M0Pro は超小型なぶん不要輻射ノイズの対策が難しそう)、少なくともアンプ出力については 236mW @32Ω と先代(80mW @32Ω)の三倍に向上しています。
一度使ってみたい…と思いつつ、こういうナノサイズのプレーヤーは操作性に難があってほぼシャッフル再生しかしなくなってしまうのと、性能向上してバランス接続対応したといっても音質的には大型のモデルに絶対敵わないことが判っているから中途半端ではあるんですよね…。有線イヤホン時代だったら普段使い用に買っていたかもしれませんが。やっぱり初志貫徹で ZX707 を狙うべきなのでしょう。まあ、初代 M0 のときもそんなことを考えつつ半衝動買いしてしまったので、今回もそうなる可能性は否定できないのですが(笑。
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