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DEAD HEAT

DEAD HEAT

[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ここ二週間ほど深夜勤や休日出勤が続いてヘトヘトになり、今日は外に出かける気力さえ起きなかったので、グダグダしつつ先日来撮りっぱなしになっていた MCFAJ2018 クラブマンモトクロスの写真を現像していました。
写真って撮っただけで整理できていないと自分の気持ち的にも引っかかりが残るものですが、現像まで済ませるとスッキリします。

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[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

モータースポーツの撮影に行くと毎回連写で 3,000~4,000 枚近く撮ってくるので、選別だけでも一仕事。Adobe Sensei の階調自動補正機能のおかげで現像作業の効率は随分上がりましたが、AI を導入するなら自動補正以上に失敗写真の選別機能を一日も早く実装してほしいところです。誰の目にも明らかなブレ・ボケ・失敗構図の写真を選別してくれるだけで相当ラクになるはずなんですよね…。

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[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

ともあれ、モトクロス撮影ももう 5~6 回も経験すると自分が撮りたい写真のイメージが少しずつできてきました。できるだけマシンのカラーリングやウェアが格好いいライダーを撮りたいし、バイクが交錯したり、泥ハネや土埃が舞ったりしている迫力ある写真を撮りたい。現像の方向性も、普段撮っている写真とは変えて大胆にしたほうが見栄えが良い。


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[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

でも、自分の中でのイメージができて、多少なりともその通りに撮れるようになると同じようなパターンの写真ばかり撮るようになり、自分自身でそれに飽きてしまうもの。見返すと、毎度同じような写真ばかり撮ってしまっていることに気づきます。そうするとまた違った撮り方を試し始めて、底なし沼に嵌まっていく。モトクロス撮影に限らず、写真の深淵はとてつもなく深い。

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[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

マシン性能にあまり依存せず、ドライバーの力量が物を言うモトクロス撮影は面白い。路面状況が周回ごとに変わり、常に何が起きるか分からないのも、撮り手としてはスリルがあります。被写体としてはロードレースよりもずっと深みがあるんじゃないでしょうか。

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[ Canon EOS 7D Mark II | SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM ]

しかし数あるモータースポーツの中でもモトクロスはマイナー。スズキが昨シーズン終了をもって世界選手権・全日本選手権へのワークス参戦から撤退するなど、カテゴリとしてはなかなか厳しい状況にあります。この魅力的な被写体が衰退していくのはあまりにも寂しい。スポーツ撮影が好きな方、ちょっとでもカッコイイと思ったなら、一緒に写真で盛り上げませんか。

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