仕事データのバックアップに使っていた外付け HDD がいっぱいになったので、新しい HDD を買ってきました。
Western Digital / WD Elements SE Portable 2TB WDBEPK0020BBK-JESN
今までは外付け HDD といっても古くなった PC から取り外した HDD を外付けケースに入れてバックアップディスクに回す、という使い方をしていたので、実はこれまでに単品の外付け HDD を買ったことがありませんでした。
選んだのは信頼の Western Digital 製品。買うまで知らなかったんですが、Western Digital ブランド製品の国内流通って今はアイ・オー・データが代理店になっているんですね。同じ WD 傘下でも SanDisk や G-Technology は国内に販社(?)を持っているのに、ちょっと意外。
WD のポータブル HDD には何種類かあって、メーカー的にはカラフルな「WD Passport」シリーズのほうが推しらしいのですが、値段が微妙に高いし角張っていてちょっと大きいしメリットってカラーバリエーションが豊富なことくらいしか見当たらなかったので、よりシンプルな「WD Elements SE Portable」を選択。WD 製ドライブ内蔵であることが保証されているなら、たぶん中身も WD Passport とほぼ同じでしょう。
WD Elements、WD Passport ともに内蔵ドライブの厚みの違いにより、1・2TB 品と 3・4TB 品でケースの厚さが異なります。私は薄いほうが良かったし、容量的にも 2TB もあれば今後数年(場合によっては十年)仕事データのバックアップには困らないだろうと思い、2TB 品を選びました。
デザインは見るからにシンプルで、安っぽいわけではないけど特に高級感もありません。まああくまでバックアップ用途なので実用性重視で。
裏面には四隅にちゃんとゴム足がついているのが地味に重要なポイント。こういうポータブル HDD ってゴム足が省略されることが少なくありませんが、軽いだけについ手が当たって机から落ちる、みたいな事故もゴム足があるだけである程度防げます。
接続は USB 3.0 ですが、この横長タイプの USB microB 端子も久しぶりに見ました。最近 Type-C(USB 3.1)の機器に触れることのほうが多くなったからなあ。
とりあえず CrystalDiskMark 6.0.0 でベンチを取ってみました。比較対象は自作機で使っている WD Red WD40EFRX と Intel SSD 520。どちらもちょっと古いけど私にとっては現役バリバリです。
ドライブ | WD Elements SE Portable (USB 3.0) | WD WD40EFRX (SATA 2.0) | Intel SSD 520 (SATA 3.0) |
---|---|---|---|
Sequential Read (Q32T1) | 129.026 | 109.154 | 534.485 |
Sequential Write (Q32T1) | 124.493 | 120.737 | 240.527 |
Random Read 4KiB (Q8T8) | 0.575 | 3.999 | 188.941 |
Random Write 4KiB (Q8T8) | 9.865 | 1.703 | 161.773 |
Random Read 4KiB (Q32T1) | 0.577 | 3.949 | 180.884 |
Random Write 4KiB (Q32T1) | 9.945 | 1.670 | 126.019 |
Random Read 4KiB (Q1T1) | 0.506 | 1.119 | 20.709 |
Random Write 4KiB (Q1T1) | 9.921 | 1.488 | 54.869 |
おー、いいじゃないですか。さすがに SSD には敵わないけど、Random Read 以外のスコアは三年前の内蔵用 3.5inch HDD よりも全然いい。正直ここまでの性能が出るとは思っていませんでした。バックアップ用途ならランダムアクセスよりもシーケンシャルアクセスのほうが多いはずだし、これはいい買い物をしたかも。
今までのバックアップディスクのデータを移行させてもまだ 3/4 は空いているので、当分これを愛用しようと思います。
Western Digital / WD Elements SE Portable 2TB WDBEPK0020BBK-JESN
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