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神保町 ばんび

久しぶりに神保町に行く用事があったわけですが、神保町ってなんかワクワクします。古書店とカレーの街と言っても差し支えないくらいカレー屋が多い。まあカレー屋だけでなく個性的な飲食店がたくさんあって、この近辺で働いたらもうランチは目移りしそうなレベルですが、やっぱり新しいカレー屋を開拓したい。今回は、こちらのお店に行ってみました。

ばんび

ばんび

神保町の中心部からはちょい外れにあるこのお店。元々は、信濃町にあるタイカレーの有名店(行ったことないけど)である「メーヤウ」の暖簾分けだったらしいのですが、いろいろあって現在は店名を変え「ばんび」として営業しているとのこと。少なくとも昨日今日できたばかりのお店ではない年季を感じます。

ばんび

店内には妙に手作り感あふれる POP が貼られていて、カレー屋というよりは近所のスーパー感ある(笑
親しみやすい生活感があって、案外嫌いじゃないです。

ばんび

カレーの種類はけっこう豊富。レッドカリーやグリーンカリーがタイカレー系のなごりってことだろうけど、バターチキンも気になるし、王道のポークも捨てがたい。どれにしようか、迷うなあ…。


ばんび

最終的に選んだのは「鬼盛りカリー」。いや、なんか猛烈に腹が減っていてガツガツ食べたい気分だったんですよ…。
一番人気のポークカリーをベースに、豚三枚肉を通常の三倍入れているというのならそれを選ぶしかないじゃないですか。

ちなみにこれ「鬼盛りの普通盛りになります」と言いながら出てきたんですが、それ何盛り(;´Д`)。
※(具が)鬼盛りカリーのライス普通盛り、という意味だと思われる

ばんび

おおお、ごろごろした豚の三枚肉が三塊も入ってる!これはスゴイ。
ルウの色合いやとろみ具合も私の好みっぽい感じ。

ばんび

カレーはけっこうコクがありながらも、かなりしっかり辛口。内臓から熱くなって、食後も汗が止まらないタイプ。
でもこの深味と辛味を兼ね備えたカレー、やっぱり私の好みの方向性。

三枚肉は「いかにも肉って肉」で食べ応えアリ。カレーをしっかりと受け止めたポーク、うまい。
ニンジンがちょっと冷たいまま入っていたのが惜しいけど、ジャガイモは茹でたというより表面をカリッと揚げたようなのが入っていて、これも食感が面白い。

ばんび

せっかくカレーを食べるなら福神漬けのひとつもないか、と思ってカウンター上を探してみたところ、こんなものがありました。
これは「プリックナンプラー」といって、プリック(唐辛子)を漬け込んだナムプラー。タイカレーを源流に持つ店っぽくないカレー屋だと思っていたけど、こんなところにタイが息づいていたとは。

ばんび

試しにプリックナンプラーをちょっとライスやルウに混ぜ込んでやると、辛さだけでなくコクが増して、カレーの奥行きがさらに広がった感じ。タイカレーじゃなくてもナムプラー、アリじゃないですか。これはおいしい。

自分の中のカレー欲求と肉欲求を同時に満たしてくれる店でした。
神保町の他のカレー屋とはちょっと方向性が違うけど、確かにおいしかった。
本当に、神保町のカレーの世界は広いなあ…。ここにもまた来たいけど、さらに神保町のカレー店を開拓したくなりました。

関連ランキング:タイカレー | 神保町駅水道橋駅御茶ノ水駅

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