リコールがかかっていた Peak Design アンカーの交換品が届きました。
7 月末ぎりぎりの着荷だろうなと思っていたのでまあ予想通り。リコール対応ってベンチャーだとバタバタして対応が後手に回りそうなものですが、告知からの準備期間が確保されていたこともあって予定通りに送られてきたのはとても好印象。ちなみにサイカ先生の大学には一足先に届いていたとのことですが、法人購入分やクラウドファンディング購入者には優先的に発送しているんですかね。
ちなみに私の経過はこんな感じ。
6/8(金)にオンラインで交換申し込み
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6/30(土)に 7/20 頃から順次発送開始との連絡
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7/23(月)に発送通知
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7/25(水)に到着
発送通知か届いてからたった二日で届きました。サイカ先生の交換品は香港発送だったようですが、私のはサンフランシスコ発。なお発送を担当した USPS(米国郵便公社)のサイトでトラッキングすると「In-Transit」ステータスのままだったのでもう少しかかるかなと思っていたら、帰宅したときにはもう届いていたという。ちなみに現時点で USPS のステータスはまだ「In-Transit」のまま(笑。
リコール対象になった V3(写真左)と比べると、V4 は紐の部分が一回り太くなっています。微妙に長さも長くなっているような。
V3 は紐が細くなってカメラのアイレットに直接通せるようになったのがセールスポイントだったので旧仕様に戻ったことは残念ですが、安全性には代えられません。
カメラのアイレットに直接通せなくなった V4 には、アイレットに取り付けるためのスプリットリングが付属してきました。これまたサイカ先生のところに届いたバージョン(三角カンタイプ)とは形状が異なりますが、中国製造の製品って量産の途中でも「工場側がよかれと思って」無断で仕様を変えてくることが珍しくないですからね(笑)。三角カンタイプだとアンカーの紐に対して幅が広すぎるので、この楕円タイプのほうが安定しそうな気はします。
まあ、私は α7 III 付属の三角カンを使ってアンカーを取り付けましたが。
V4 の紐はさすがに α7 III のアイレットには直接通せませんでした。
個人的には、三角カンを使うと微妙にカチャカチャいうのがあまり好きではないんですけどね…。
付属の説明書には「V3 は引き続きカメラボディと他社製クイックシューに挟んで使っていいよ」と書いてあります。アイレットに直接通すと摩擦で切れてしまうリスクはあるけど、クイックシューに挟んで使う分にはその危険性はないし、こういう使い方には V3 のほうが向いているということでしょう。
なお、購入から一ヶ月ほど α7 III のアイレットに直接通して使っていた V3 は、結んでいた部分が微妙に潰れたり摩擦でテカったりはしていたものの、特にほつれ等もなくまだまだ使えそうではありました。
まあ一ヶ月使ったといっても実質週末しか使えていないので、持ち出した回数は二桁に満たないですが(これだけ暑いと写真撮りに出るのも億劫になるし…)。
V3 も小型のミラーレスやコンデジにつける分には十分以上の耐久性があると思うので、これは今後 RX100 ででも使いますかね。
余談ですが、アンカーの使用スタイルのひとつとして提案されている三脚座にストラップを取り付ける方式(BLACKRAPID 方式)は今まであまり好きではなかったんですが、この暑い時期に普通にカメラを首から提げている(=ファインダが身体に密着する)と、身体から発散される蒸気で EVF が曇ってしまうことがあるため(´д`)、とりあえず夏場はこのプレートを使ってあえてカメラを下向きに提げることにしました。ひとまず夏限定の使い方にするつもりですが、長めのレンズをつけっぱなしにするにはこのほうが安定感があるし、気に入ったらこちらのスタイルを基本にしてしまうかもしれません。
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