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ファイナルファンタジー VI [SFC]

PS Classic の発売までに終わらせようと思いながら結局間に合いませんでしたが、ミニスーファミ版の FF6 をようやくクリアしました。

ファイナルファンタジー VI

オリジナルからプレステ、ゲームボーイアドバンス版まで含めて何回プレイしたか分からないくらい遊んできたタイトル。懐古主義と言われようと、個人的には FF シリーズの中では VI が最高峰だと思っています。FF が伝統的なファンタジーらしさを保っていたのは(IX とか XI とか時々先祖返りしたとはいえ)ここまでだったなあ。

14 人のメインキャラそれぞれにストーリーがあり、個性を際立たせるアビリティがある。パーティの組み方次第で戦い方が大きく変わり、久しぶりにプレイすると楽しい。究極魔法アルテマを覚えると逆に無個性になるのが玉に瑕だけど(笑。

ファイナルファンタジー VI

中でも特に気に入っているのは序盤に登場するオペラ座のシーン。ドット絵とスーファミの音源でここまで表現することができるのか!と当時は衝撃を受けたものです。本作ではこのシーンに限らず「ドット絵のキャラクターに芝居をさせる」場面が多く、その点においてはスーファミ最高峰と言って良い。今の時代から見ても必ずしも高解像度でリアルなだけが表現じゃない、ということを知らしめてくれます。

楽曲についても個人的には VI がベスト。当時 CD レンタルショップでサントラを借りてきて、テープにダビングしてずっと聴いてました(笑。中でもフィガロ城の BGM(エドガー、マッシュのテーマ)がお気に入り。


ファイナルファンタジー VI

当時定番だった「第一形態を倒したら本来の姿を現す」ラスボス戦とは違い、三段階の前座を倒してようやく本体が登場する長いラスボス戦。オクトラの裏ボス・ガルデラ戦はかなり FF6 を意識しているようで懐かしかったです。オクトラは基本的にロマサガっぽいテイストでありながら、所々に FF6 要素が入っていて、古いエニックスファンとしては嬉しかったところ。続編でなくてもいいからこういう感じのゲームを今後も出してくれたらきっとまた買います。

ファイナルファンタジー VI

近年はファミコンやスーファミのヒット作がスマホ等にリメイク移植されることも少なくないですが、ちょっと雰囲気の変わってしまうリメイクではなくオリジナルがそのまま遊べるのがリアルタイム世代としては重要だったりします。FF6 は特にオリジナルを今プレイしても色褪せないクオリティのタイトルだったということを改めて感じました。

クラシックミニスーファミ、聖剣 2 とかいくつか遊びたいタイトルもあるんですが、とりあえず次はプレステクラシック版の FF7 をやろうかと。

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