ゼルダの伝説夢をみる島 [Switch]

FE 風花雪月もまだまだ序盤から進んでいないのに、もう一つ新作に手を出してしまいました。

風花雪月と併せてカタログチケットでダウンロード購入。二本で一万円だとお買い得感が強い。

本作はもともとゲームボーイ時代のタイトルのリメイクですが、私は GB 版は未プレイのため前提知識ゼロからのスタートです。

リアリティのあるオープンワールドものだった『ブレスオブザワイルド』からいきなりオーソドックスな見下ろし型 2D に戻ってきたギャップにクラクラしますが、これこそ『ゼルダ』という世界観。SFC 版あたりの雰囲気をそのままグラフィックだけ Switch 向けにアップデートしたかのような雰囲気があります。キャラクターデザインはいい大人が遊ぶにはちょっとファンシーすぎる気もしますが、私のプレイ画面を一緒に見ていた娘には好評。

ダンジョンのほうは『BoW』の複雑な 3D マップに比べるとずいぶん易しい。まだ序盤に過ぎないからかもしれず、後半のマップの謎解きはハードかもしれませんが。
それでもいろんなギミックが咬み合って次への道が開けたときの爽快感はたまりません。

ダンジョン内には一部サイドビューアクションで『スーパーマリオ』シリーズを思わせるキャラが出てくるステージがあり、本作が他の『ゼルダ』シリーズとはちょっと世界観を異にしていることが分かります。でも個人的にはゼルダでサイドビューアクションだとディスクシステムの『リンクの冒険』を思い出してしまう古参脳。

しかし基本的にはダンジョンでマップやコンパス、カギを探してボスに辿り着いていく…という『ゼルダ』のフォーマットを崩していません。ゼルダシリーズは作品ごとにキャラクターデザインが大きく変わりますが、どれもゼルダだと感じられるのはこのフォーマットを踏襲し続けているからだと感じます。そういう意味では『ゼルダ』というのはキャラクターでもストーリーでもなくゲームシステムそのものがシリーズの根幹であると言っても過言ではないのでしょう。