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FIBBR Ultra Pro 4K UHD HDMI ケーブル

DTECH の光 HDMI ケーブルが映らなかった件、単なる初期不良の可能性もあるのでメーカーに問い合わせたかったのですが、サポート窓口すら分からず。あまりそこに時間を取られるよりは確実に使えるだろう代替策に切り替えたほうが早いはずと思い、DTECH のは Amazon に返品して別のメーカーの光 HDMI ケーブルに買い換えました。

FIBBR / Ultra Pro 4K UHD HDMI ケーブル (15.0m)

FIBBR(フィバー)というブランドの製品です。FIBBR 自体は新興のケーブルメーカーのようですが、中国の大手光ケーブルメーカー YOFC と台湾の VIA Technologies(PC 業界ではかつて Intel 互換チップメーカーとして知られていましたね)の合弁会社とのことで、Amazon に並んでいる有象無象よりは信頼が置けそう。日本に代理店があってヨド/ビックやアバック等でも販売されており、何かあってもある程度のサポートが期待できそうというのも選択のポイントでした。今回はヨドバシにて購入。

15m の長さにもなるととメタルケーブルだとズッシリとした重さを感じるところ、光ケーブルだととても軽い。パッケージからして想像以上にコンパクトで驚きました。
コネクタのデザインから梱包に至るまでひとつひとつがちゃんとしていて、開封した時点で品質の高さが分かります。

コネクタにはプレイヤー側、ディスプレイ側がアイコンでわかりやすく表示されています。メタルケーブルと違って送受信の向きが決まっているので、これがわかりやすいことは重要。

コネクタのサイズが大きいですが、これは内部に光←→電気信号の変換基板が内蔵されているから致し方ないところ。

ケーブルの表面にはメッシュ加工が施されており、耐久性と絡みにくさを両立させています。

また PHILE WEB のレビュー記事によると FIBBR のケーブルは耐久性にも定評があり、結んでしまっても大丈夫なレベルとのこと。

新鋭ケーブルブランド「FIBBR」のHDMIが凄い! 画質・音質を追求するなら “光” を選ぼう – PHILE WEB

光ファイバは樹脂製なので、内部で線材が割れてしまったら映らなくなりますからね。デリケートな扱いが必要な種類のケーブルだけに、耐久性が高いのはありがたい。

ちなみに Amazon ベーシックの HDMI ケーブル(7.6m)と比べると太さが段違い。取り回しで差が出るだけでなく、プロジェクタを疑似天吊りする場合はケーブルの自重でコネクタに負荷がかかることも考慮すると、長尺の HDMI ケーブルはメタルケーブル以外の選択肢(光ファイバか Ethernet 変換)を採用したいところです。

プレイヤー側のコネクタにある三角アイコンには LED が仕込まれており、接続状態を色で表示してくれます。受信側だけ接続できている場合は赤、送信側だけ接続できている場合は緑、双方接続して疎通ができている場合は青。「物理的には繋いだはずだけど映像が映らない」という場合に原因の切り分けに役立ちます。

またディスプレイ側のコネクタには白色 LED が仕込まれていて、(プレイヤー側が先に接続されて電源が供給されていれば)接続時に懐中電灯代わりに機器側のジャックを照らすことができます。こういう細かい気配り、嬉しいじゃないですか。コネクタ内部に制御チップ込みの基板を搭載していることを逆手に取った今までの AV ケーブルにありそうでなかった親切機能です。

というわけで HT3550 に接続。今回は特にトラブルもなく一発で映りました!やった!!
AV アンプからの映像信号も 2160/60p で受けられているようです。

Prime Video の Ultra HD コンテンツもすんなり表示。
これまで接続していた Amazon ベーシックのメタルケーブルと比べて画質が変わったかは微妙なところですが(デジタル信号だし)、確実性という点では 10m を超えてくると不安定になりがちなメタル HDMI ケーブルではなく光ケーブルを選んで良かったというところ。

ようやく設置環境が決まったので、モール等を使ってケーブルの養生を施し、環境を整備しました。
我が家のリビングのレイアウト上、ベランダへの掃き出しのところでケーブルを曲げなくてはならないのですが、高耐久ケーブルとはいえ何かの拍子にケーブルを蹴って角にぶつけて光ファイバが割れる…という事故は避けたいのでスピーカケーブル共々ケーブルスパイラルで巻いて保護してやることに。

HT3550 を購入して一ヶ月あまり仮設置の状態が続いていましたが、これでついに本格稼動開始です。
とはいえ肝心の BD プレイヤーがまだ 2K 止まりなので、次は何かのタイミングで UHD BD プレイヤーに買い換えたいところ。それまでは、手持ちの Blu-ray と VOD で 2K ソースのアプコンを中心に楽しみたいと思います。

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