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Logicool M590 Multi-Device Silent Mouse

COVID-19 感染拡大の問題は未だ先の読めない状況で、私の勤務先ではリモートワーク勤務が 4 月末まで延長されることになりましたorz。自宅から一歩も外に出られない日も少なくないこんな状況があと一ヶ月も続くのかよ…と嘆きたいけど、こればっかりはしょうがない。とりあえずは先日導入した L 字 HDMI アダプタに続き、リモートワーク環境を改善するためにマウスを新調しました。

ロジクール / M590 Multi-Device Silent Wireless Mouse (グラファイトトーナル)

いつものロジクールです。

リモートワークといってもマイペースで作業できるわけではなく、日中の業務の大半は WebEx 等 VC ベースの会議。そういうとき、私が愛用している MX MASTER 2 のようなクリック感がしっかりしたマウスだとクリック音をマイクが拾ってしまいます。
あまりカチカチやっていると相手に迷惑がかかる(相手も大抵ヘッドセットを使っているから耳元でカチカチ聞こえるわけで)のもあるんですが、それによって相手方の声が聞き取りづらくなるのも会議の効率を悪化させます。そういうのもあってオフィスでは静音マウス M331 を使っていたんですが、こういう状況下で会社に取りに行くわけにもいかず。テレワーク用に静音タイプのマウスを追加購入しました。

M590 はいたってオーソドックスな形状のマウスですが、左右非対称な右利き用のデザインです。
「グラファイトトーナル」という本体色は公式の本体写真ではほぼ真っ黒に見えますが、実物は黒に近いダークグレー。側面はラバー塗装されています。

側面の親指が当たる部分にはデフォルトでブラウザの戻る/進むにアサインされている 2 ボタンがついています。ちょっとプラスチック感丸出しで安っぽいけど、ハイエンドマウスじゃないから仕方ない。

モバイル用という位置づけのマウスではありませんが、フットプリントはモバイル用の MX Anywhere 2 とほぼ同じ。モバイルマウス用のポーチにも入りました。
しかし手のひらが当たる部分は MX Anywhere 2 よりも若干背が高くなっていて、手が小さめな人であればいわゆる「かぶせ持ち」も「つまみ持ち」もどっちでもいけます。

電源は単三乾電池一本なのでワイヤレスマウスとしては軽い。充電には非対応なので電池切れが心配ですが、公称ではアルカリ電池一本で二年間もつようです。
電池ボックスの中にはいつもの通り USB レシーバが格納されています。

USB レシーバはロジクール共通の Unifying タイプで、私のように複数の PC とロジクール製マウスを使い回している身としてはありがたい。

またこの M590 マウスは Unifying レシーバと Bluetooth の両対応で、USB ドングルの使えない iPad 等でも使用できるのが重宝します。

このマウスで個人的に重要なポイントは、スクロールホイールの後ろに接続先の切り替えボタンがついていること。M590 は二台の PC とペアリングして切り替えながら使うことができます(さらには二台の PC/Mac をシームレスに行き来できる「Logicool Flow」にも対応)。リモートワークで使うなら、デスク上に仕事用とプライベート用の二台の PC それぞれにマウスを置いておくのは邪魔なので、このボタンで切り替えながら使えるのがとても快適。他のマルチ接続対応マウスだと切り替えスイッチはマウス底面にしかないことが多いんですよね。
ただ、私は他のマウスではスクロールホイール後方にあるボタンは「中央ボタン」にアサインして使っているので、ときどき中央クリックのつもりで押してしまうという事故が発生しています(´д`)。

押下時のクリック音は右ボタンが最も静かで、次いで左→側面→ホイールボタンの順に大きくなっていきます。とりあえず丸一日仕事で使ってみましたが、どのボタンを押しても PC のマイクが音を拾うことはありませんでした。会議中でも気兼ねなくマウスが使えるのはとてもストレスがなくてよろしい。
同じ静音マウスで比べると静かさは M331 とほぼ同じですが、M331 はホイールの回転時に若干軋むような感触があってあまり心地良くなかったのが、M590 では今のところそういう違和感も特になくて快適です。

いろいろとフラストレーションや疲れが溜まるリモートワークを快適にしてくれるツール類は本当に重要。M590 には少なくともあと一ヶ月、リモートワーク時のメインマウスとして活躍してもらうことにします。

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