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FINAL FANTASY VII REMAKE ウォールマーケットが楽しい!

今月に入ってから FF7R のプレイ日記と化している本 blog ですが(笑)、今日も書いていきます。

ファイナルファンタジー VII REMAKE

FINAL FANTASY VII REMAKE

ストーリー上は七番街スラムを越えてウォールマーケットに突入しました。

他のスラム街とは一線を画し、治外法権を得て「欲望の街」となったウォールマーケットは PS1 版でも独特の雰囲気を放っていましたが、PS4 でリメイクされるにあたり大幅にパワーアップしています。グラフィックは当然としてシナリオにも大胆に手が加えられ、制作サイドとしてもかなり力を入れたパートであることが伝わってきます。

FINAL FANTASY VII REMAKE

ここでの目的は、消息を絶ったティファを救出すること。オリジナルをプレイしていれば言わずもがな、この街を支配するドン・コルネオの魔手からティファを救い出すためにクラウドとエアリスが奮闘することになります。香港の繁華街のような、あるいは『ブレードランナー』の世界観のような雑多な夜の街を駆け回り、ティファの行方を探ります。

FINAL FANTASY VII REMAKE

そして REMAKE で新しく追加された三人のキャラクター。手揉み屋のマダム・マム、チョコボ屋のチョコボ・サム、そして「蜜蜂の館」のオーナー、アニヤン・クーニャン。PS1 版では様々な街の人々に話を聞くことでティファの行方を追っていきましたが、本作では主にこの三人に関連するサブクエストをこなすことでティファの居場所に近づいていくことができます。
これまでの「なんでも屋」としてのサブクエストもまあ面白かったんですが、バトル絡みでないお使いクエストには若干の間延び感もあったので、こういうメリハリのあるサブクエストの作り方はいいですね。オリジナルよりも立体的で煌びやかになったウォールマーケットの街を探索するのも含めて楽しい。

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ちなみに行きがかり上クラウドがマダム・マムに「揉んでもらう」シーンがあるわけですが、その際のクラウドのあえぎ声や事後の賢者タイムまで含め、クラウドのリアクションが面白すぎる(笑)。「一見クールを装っているけど実際はいじられキャラ」という彼の一面がオリジナル以上に強調されているように思います。解像度が上がり、表情や仕草、声で演技できるようになった REMAKE ならではの演出と言えます。

FINAL FANTASY VII REMAKE

また、燃えたのがここで登場する闘技場。PS1 版ではゴールドソーサーに登場したバトルスクェアが、本作ではコルネオが主催する「コルネオコロッセオ」としてここで使われるとは想像していませんでした。ティファ救出作戦の一環でクラウドとエアリスがここで闘うことになるわけですが、バトル前に登場する MC の二人の煽りがすごくイイ。勝ち進むほどにハードルが上がっていくバトルも含め、この場面はここまでプレイしてきて一番盛り上がったかも。

FINAL FANTASY VII REMAKE

コルネオコロッセオ以外には、オリジナルにあったスクワット対決や薬配達などのサブイベントもちゃんと網羅されていました。ここらのイベントを一通りこなすことで、ネタキャラとしてのクラウドの立ち位置がどんどん際立っていきます(笑。こういう、「あのイベントはどんなふうにリメイクされるのか」という期待にちゃんと応えてくれているのが本作のポイントの高いところ。

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そうこうするうちに、コルネオの屋敷潜入作戦に向けてエアリスのドレスアップが完了。キャラクターのモデリングに開発チームの力の入れようを感じます。また、オリジナルではクラウドの女装だけに複数パターンが用意されていましたが(ただしグラフィックは変わらなかった)、本作ではどうやら三人それぞれに 3 パターンの衣装が個別グラフィックで用意され、これまでのプレイ状況に応じて衣装が変化するらしい(!)。もはや最後の神羅ビル突入ではなくこのウォールマーケットこそがミッドガル編のクライマックスなんじゃないだろうか。

PS1 版のウォールマーケットってグラフィック表現の限界もあって歓楽街の煌びやかさよりも退廃的なイメージのほうが強かったけど、REMAKE では街の風景にリアリティが加わったことで新宿歌舞伎町や横浜中華街、あるいは台湾の夜市などがミックスされたようなお祭り騒ぎ感が前面に出ていて、この町を歩いているだけでこちらまでちょっと興奮してくる感覚があります。むしろ FF ではなく『龍が如く』をプレイしている感じ。やったことないけど。

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ウォールマーケット編でコルネオコロッセオに並ぶハイライトと言えるのが「蜜蜂の館」。PS1 版でもインパクトのある施設だったのが、REMAKE ではさらに大幅に盛られてリニューアルされました。いきなり始まるダンスショーのインパクト。建物の外観は PS1 版同様に「蜜蜂の館」と日本語でネオンが出ていたのに、中に入るといきなりこんなお洒落な感じになるのは何でやねんと思わなくもないけど(笑)。このクオリティで蜜蜂の館が見られるとは思っていなかったので、かなりの衝撃を受けました。

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この蜜蜂の館では、コルネオの屋敷に潜入するための最終試練としてアニヤン・クーニャンとのダンスバトルに勝つ必要があります。何の脈絡もなくリズムゲームが始まるわけですが、これがどこからノーツが飛んできてどのタイミングでヒットさせるべきか UI 的にとても分かりにくい(;´Д`)。グラフィック的な見栄え優先でリズムゲーの UI としては落第じゃなかろうかという作りだし、リズムゲーに集中するとせっかく気合いの入ったダンスシーンの映像がちゃんと見れないのが残念。

でもなんとかクリアして、いよいよコルネオの屋敷に潜入です。なお、クラウドの女装がどんな仕上がりになっているかはプレイしてみてのお楽しみということで。

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そこから先、コルネオの屋敷に突入してからはほぼオリジナルどおり。ですが、グラフィックと演出のクオリティが向上することで非常に見ごたえのあるパートに進化しました。オリジナルではキャラクターの頭身が低いせいか、けっこうギャグ要素が強い印象がありましたからね…。ちなみに私の場合はクラウドがコルネオの相手役に選ばれましたが、ここまでの進め方次第で他の二人が選ばれる展開になるかどうかは不明。それはそれで見てみたかった気もします。

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出た!ドン、コルネオ。ローポリでもなかなか強烈なキャラクターだったのが、リアルになることでこうなりますか。しかもちゃんと「ほひ~」って言ってるし(笑。でも、キャラ的にもヘンタイ度と悪党としてのゲス度がオリジナルよりも強化されているような。

オリジナルではコルネオとの決着はウータイ編まで待つ必要がありましたが、今回はどうなりますかね。これだけ強烈なキャラだとシナリオ上は今後も重宝されそうな気もします。

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一報その頃、神羅ビル。
神羅カンパニーの都市計画部門統括、リーブ・トゥエスティ(CV:銀河万丈)がここで初登場。いずれ味方になるキャラクターのはずなのに、この声を聞くとどうしてもこいつが黒幕、あるいはこれから骨董品の鑑定が始まりそうな気がしてならない(ぉ。それはそれとして、物語中盤でこの声で関西弁が聞けるシーンが早く見たい。

作中最も煌びやかでテンションが高く、またコミカルなウォールマーケット編を抜けて、ストーリーは徐々に重たい話へと移っていきます。REMAKE 一作目のボリューム的にはそろそろ後半戦という感じですかね。引き続きプレイしていきます。

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