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FiiO の Blutooth TWS アダプタ「UTWS1 MMCX」

先週 Twitter でも少し言及しましたが、FiiO から MMCX イヤホンをトゥルーワイヤレス化する Bluetooth アダプタが発売されるようです。

FiiO、有線イヤフォンを完全ワイヤレス化する約7,900円のBluetoothレシーバ – AV Watch

FiiO UTWS1 MMCX

これ、外観からして明らかに TRN の「BT20S」そのものですよね?細部の仕上げは若干異なるものの、デザインやスペックがまるで同じ。まあ、中国製品では同じ工場で生産された製品が複数のメーカーからロゴを変えて発売されるというケースは珍しくないので、今回もそういう経緯で生まれたものなのでしょう。
スペック的には SBC/AAC/AptX に対応し、連続再生が公称 8 時間というもの。また Qualcomm QCC3020 を搭載し、Snapdragon 845 以上を搭載したスマホ/DAP と組み合わせた場合に左右チャンネルがそれぞれプレイヤーと通信することで音切れを起きにくくする TWS+(True Wireless Stereo Plus)にも対応しています。

私は以前 TRN BT20S の前身である TRN BT20 を購入し、好きなイヤホンを TWS 化できる良さを実感しました。一体型の TWS イヤホンは今では星の数ほど発売されていて、ノイズキャンセリングなどの利点がある製品も少なくないものの、TWS よりも選択肢の多い MMCX イヤホンから気に入ったものを TWS 化できるのは音にこだわる向きにはこの上ない利点。

同様に MMCX イヤホンを TWS 化できる BT アダプタは、他にも FOSTEX TM2、Shure AONIC(こちらは SE215 イヤホンとのセット販売のみ)などいくつか発売されてはいますが、8,000 円前後で購入できる UTWS1 の値ごろ感は群を抜いています。TM2 と AONIC は充電ケースが付いてくる分高価になるのはやむを得ないし、AONIC に関しては SE215 イヤホンが付属することを考えると実質半額ではありますが。
また、中身は同一と思われる TRN BT20S との比較で言えば、TRN は入手経路が Amazon マーケットプレイスや Aliexpress くらいしかなく日本の技適も取得していない(と思われる)のに対して、UTWS1 は国内でもある程度メジャーな FiiO が技適も取得し、量販店等でも購入できてある程度まともなサポートも期待できるとあれば、これから買うなら UTWS1 しかあり得ません。

私は TWS イヤホンとしては WF-1000XM3 で大きな不満はないのですが、それでもたまに違うイヤホンを使って気分を変えたくなるものです。そういうとき今までは有線イヤホンを使っていましたが、外出先で有線イヤホンを使うのがだんだん嫌になってきたのも事実で(笑)この UTWS1 は安価だし試しに一つ買ってみてもいいかなと。せっかく買ったのバランス接続できるウォークマンが宝の持ち腐れになっていきそうだけど(笑。

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