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HG ガンダム [BEYOND GLOBAL] 購入

乗り遅れ気味ながら、HG ガンダム [BEYOND GLOBAL] を購入しました。

HG 1/144 RX-78-2 ガンダム [BEYOND GLOBAL]

HG ガンダム [BEYOND GLOBAL]

初回販売には完全に出遅れてしまい入手できず。先週後半の二次出荷分も瞬殺気味なようで、私が確認した限りではヨドバシやビックは店舗・オンラインともに売り切れ。Amazon では現時点で定価よりちょい高めの値段がついているようですが、私はあみあみに在庫があるタイミングで発注できたので、定価+送料で購入できました(現在はここも売り切れているようです)。送料を計算に入れると Amazon のプレミア価格とほぼ同額でしたが。

私はガンプラは基本的に MG&RG 派で HG は滅多に組まないんですが、このキットは今までの RX-78-2 のプラモとは根本的に構造が違うということで興味を引かれました。

HG ガンダム [BEYOND GLOBAL]

まだ組み立て途中ながら、構造は確かに斬新。例えば肩関節は従来の HGUC なら上下は可動するけど前後の自由度はあまりなく、MG や RG では引き出し式の関節が仕込まれていて動くけど複雑という感じだったのが、BEYOND GLOBAL では肩の部分が外装ごと開くことで前後方向の可動域を確保しています。この部分は確かにランドセルでほぼ隠れてしまう部分なので、設定上の矛盾は多少あっても可動と見栄えを優先するという発想は理に適っていると言えます。

HG ガンダム [BEYOND GLOBAL]

見える部分と見えない部分の線引きがハッキリしていることを特に感じるのは腰アーマーの部分。黄色いヘリウムコアのパーツが腰アーマーの可動軸を兼ねている構造は他のキットでは見たことがありません(HG をあまり作ったことがないから知らないだけかもしれませんが)。ここは MG や RG ならグレーの裏打ちパーツがあるところです。
腰アーマーの隙間から可動軸の黄色がチラッと見えてしまうので、気になるなら白系かグレー系で塗装した方が良いかも。

HG ガンダム [BEYOND GLOBAL]

まず骨組みとなるフレームがあって、それに外装をかぶせていく MG や RG と根本的に違うのが HG。関節のパーツに直接外装を取り付ける作りになっています。この脛の部分なんて象徴的ですが、こうすることで部品点数を減らして組み立てやすくしながらも、パーツの分割線が目立たず上位グレードのキットに近い仕上がりを実現しています。こういう設計上の工夫を感じたくてこのキットを買ったので、これは購入した甲斐がありました。

HG ガンダム [BEYOND GLOBAL]

最近のキットでは太腿のアーマーが分割可動することで見栄えと可動域を両立させる構造になっていることが多いですが、BEYOND GLOBAL はここに関しては固定式。それでいて膝がほぼ 180° 曲がるのにも恐れ入ります。こういう「見た目はシンプルなまま人間のように動く」のがアニメにおける RX-78 ガンダムのイメージだと思うので、その雰囲気をうまく出している点は素晴らしい。ただしプロポーションはファーストガンダムのそれとは随分違っていて、モビルスーツというよりもアスリートっぽい感覚すらあります。これが完成した暁には連邦なぞあっという間に叩いてみせるどんなイメージになるのか。

ゲート処理と墨入れをしながらでも、とりあえず 2.5 時間ほど作業しただけで胴体と脚はほぼ出来上がってしまいました。このスピード感が HG ですね。たぶんあと 2 時間もすれば完成まで行ってしまうと思いますが、それは次の連休に取っておこうと思います。

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