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Sony SRS-ZR7

ダイニングで使っているアクティブスピーカーを新調しました。

ソニー / ワイヤレススピーカー SRS-ZR7 (ホワイト)icon

SRS-ZR7

4 年前に発売されたモデルで現在は既に生産終了しているので、今さらではありますが。

今まではポータブルタイプの SRS-X33 を使っていました。が、これは元々ポータブル目的で買ったものを Amazon Echo の接続先として流用していただけで、広い部屋で使うならもう少し容量のあるスピーカーが欲しいと思っていたのでした。が、近年発売されるワイヤレススピーカーはアウトドアやパリピ志向のデザイン・音質のものが多く、純粋にリビング/ダイニングでいい音で聴きたい私の用途にはそぐわない。そこで旧型ながら SRS-X77・X88・ZR7 あたりで流通在庫か状態の良い中古品が出回っていないかと以前から探していたのですが、このたび運良く新古品に巡り合えました。

SRS-ZR7

SRS-X33 とはほぼ相似形。まあ一世代違いのグレード違いだから似ていて当然です。
X33 も筐体サイズの割によく鳴るパワフルなポータブルスピーカーでしたが、解像感や高域の響きという点ではやっぱりサイズなり。その点 ZR7 は見た目からして余裕がありそうです。キッチンカウンターの上に置いてもギリギリ邪魔にならない、ちょうど良いサイズ感。

SRS-ZR7

ポータブル用ではないので電源は AC アダプタ駆動。ハイパワーなノート PC で使うのと同等の 19.5V のアダプタがついていることから考えても、十分にパワーのあるスピーカーです。

SRS-ZR7

X33 は外部接続機器は Bluetooth か有線アナログかという割り切った仕様でしたが、ZR7 はかなり選択肢が広い。背面左側にはアナログオーディオ端子と USB Type-A(USB メモリやスマホのマスストレージ接続用)が存在します。

SRS-ZR7

背面右側には有線 LAN、HDMI(ARC 対応)、USB Type-B(PC の USB スピーカーとして使用可能)が配置。これに加えて、さらに Bluetooth と Wi-Fi 接続に対応しており、どんなオーディオソースでもどんと来いという感じ。

テレビスタンドに固定するためのネジ穴も備えており、テレビ用のシアターバー代わりとして使うことも想定しているようです。

SRS-ZR7

X33 の外装はラバー塗装でしたが、ZR7 は磨りガラス風のアクリルパネルで覆われています。そこに各種インジケーターを透過させるという凝った作り。
操作は後述するスマホアプリを使う前提になっていて、本体には電源/入力切替/ボリューム+-ボタンくらいしかありません。

SRS-ZR7

主な操作や設定は Android/iPhone 版「Music Center」アプリから行います。まあ Bluetooth スピーカーとして使うだけならこのアプリで操作しなくても使えてしまいますが、スマホをソースにして音楽を鳴らすならば Bluetooth ではなく Wi-Fi 経由で再生した方がビットレートが確保できる分高音質。その場合は Music Center の音楽再生機能を使うことになるため、好きなアプリで使えないというデメリットはありますが。

SRS-ZR7

音質設定も Music Center から。プリセットイコライザを選ぶだけで大胆に音のキャラクターが変わるのが面白い。デフォルトは「FLAT」だけどちょっと大人しすぎる印象があるので、音楽を聴くならメリハリの効いた「R&B / HIP HOP」を選ぶのが私好み。ただし Radiko 等で男性 MC の声を聴くと低音がボワつくため、ラジオを聴くなら FLAT のほうが合うかも。
一応ユーザーが任意に設定可能なカスタム EQ も備えていますが 5 バンドしかなくて自由度が低いため、基本的にはプリセットから選択するかお任せの「Clear Audio+」を使うのが良いでしょう。

SRS-ZR7

たぶんリビング/ダイニングで最もよく使うことになるのがこの状態。Echo Show 5 を Bluetooth 接続して Amazon Music Unlimited を垂れ流すのに使います。今までの X33 でも Echo Show 5 の内蔵スピーカーよりは遙かにマシな音が出ていましたが、ZR7 は明らかにそれよりもクリアな音質。今まで以上にリビング/ダイニングでの音楽が楽しくなります。

SRS-ZR7

音質に関してはほぼ期待通り。高音の抜けが良くなり、低音も X33 では頑張って鳴らしてる印象だったのが ZR7 では余裕を持って響かせてくれる感覚になりました。ボリュームを上げていってもあまり歪まないし、何より音の解像感が高まったのが良いですね。一体型だから左右のセパレーションは今ひとつだけど広がりを感じる音だし、やっぱりスピーカーの基本はパワーと筐体サイズであることを再認識しました。

リビングでじっくり音楽と向き合いたいときは先日修理した B&W 704 の出番ですが、食事どきの BGM だったり自分がいないときに家族が使うだけならこちらのほうがお手軽で、必要十分な感じ。
おそらくこういう位置づけのワイヤレスアクティブスピーカーは今後そう出てこないと思うので、大切に使います。

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