『スーパーマリオ』シリーズの 35 周年を記念してゲーム＆ウォッチと同時発表されていたオンライン対戦型スーパーマリオが Switch Online 向けにリリースされたので、私もプレイしてみました。
まさかの初代『スーパーマリオブラザーズ』をモチーフとしたオンライン対戦ゲーム！すっかりブランクが空いてしまったスプラトゥーン 2 はもうチームメイトに迷惑をかける気しかしないから復帰は億劫だけど、個人戦で人に迷惑をかけることがない＆小学生の頃にめちゃくちゃやり込んだ「スーマリ」なら今でもなんか行けそうな気がする！ということで、チャレンジしてみました。
オンライン対戦といっても一対一の対戦格闘ではなくて、総勢 35 名のプレイヤーによるバトルロイヤル形式です。
他のオンライン対戦ゲームと同様にロビーで 35 人揃うまでマッチングを行い、揃ったらゲーム開始（35 人揃わなくても時間切れでスタートする模様）。
スーパーマリオでバトルロイヤル？と不思議に思ったけど、ゲーム内で自分が倒した敵キャラが他のプレイヤーの画面に送り込まれる、いわゆる『ぷよぷよ』方式の対戦スタイルになっています。
↑の画面の中で色の薄いキャラが他プレイヤーから送り込まれた敵。自分が敵を送り込みたい相手は R スティックで「ピンチねらい」「コインねらい」「カウンター」「ランダム」という形で戦略を決めたらあとはコンピューター任せ。
バトルロイヤルなのでプレイヤーキャラには「残機」という概念はなく、一度死んだらそこで試合終了。残り一人になるまで対戦は続きます（負けた時点で離脱することは可能）。
時間制限があってミスして死ぬ以外にも時間切れでもゲームオーバー。敵を倒したり、アイテムを取ることで残り時間が延長されるので、他のプレイヤーが自滅するまで逃げ回るのではなく積極的にアクションしていくことを強いられます。またコインは 20 枚集めることでランダムにアイテムをゲットすることができる。既存のスーパーマリオのシステムをバトルロイヤル向けにうまくアレンジしてあります。
他プレイヤーから大量に敵キャラを送り込まれると画面がこんな状態に（汗。逆にこれを一網打尽にすることで相手側に送り込めるので、考えようによってはチャンスでもあります。
また送り込まれる敵はそのステージに登場するキャラとは限らない（1-2 なのにプクプクが下から飛び上がってきたり、ボスステージじゃない道中にクッパが出現したりする）ためかなりカオスな状況が発生します。でもその違和感がまた面白い。でもせっかく面白い画面ができても操作に忙しくてスクリーンショットを取ってる場合じゃないんですよね（汗
ゲームシステム的にはデイリーミッションがあったり、ランクが上がるごとに自アカウントに設定できるアイコンの種類が増えていったり、35 年前のファミコンゲームがベースなのにこういうところだけ現代のオンラインゲーム化されています。
スーパーマリオ自体は小学生時代に相当やり込んでどこにどの敵が出てくるか、アイテムや隠しブロックがどこにあるかまで今でも明確に思い出せるのに、自分自身が当時と同じようにプレイできるわけではないあたりに残酷な刻の流れを感じます（泣。反射神経は鈍ってるし、Pro コンは操作感が当時と違うし。ここはやっぱり Switch Online 会員限定のファミコン風コントローラーを買うしかないですかね…。
『スーパーマリオ 35』自体は Switch Online で無料配信されていますが、2021 年 3 月 31 日までの期間限定とのこと。久しぶりのスーマリは妙に楽しくて興奮するので、しばらくやり込んでみようと思います。
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