今年はファミコンの初代『スーパーマリオブラザーズ』が登場して 35 周年とのことで、多数の記念アイテムが突如として発表されました。
「スーパーマリオ」が「GAME&WATCH」に! 「GAME&WATCH SUPER MARIO BROS.」発売決定 – GAME Watch
まず注目が集まったのが、懐かしの「ゲーム&ウォッチ」の筐体を復刻させてそこにスーパーマリオ 1・2 が収録されたハードウェア。復刻(風)ハードにオールドゲームの移植という意味では「ニンテンドークラシックミニ」シリーズの延長線上にある企画と言えます。次は絶対ニンテンドークラシックミニ NINTENDO64 だと思っていたので意表を突かれました。が、初代スーパーマリオは私はまさにリアルタイム世代でスーファミ版の『スーパーマリオワールド』までは相当やりこんだだけに、これは見逃せません。
というわけで既にこれ発注しました(笑。ヨドバシドットコムや Amazon のオンライン発注合戦について行ける気がしなかったので、発表直後にマイニンテンドーストアにて注文。遊ぶかどうかはさておき、これは持っておかねばならない気がして。プレイするだけならクラシックミニファミコンや Switch Online でもできるので、ほぼコレクション目的ですね…。
ラジコンとARで家の中がコースになる! Switch「マリオカート ライブ ホームサーキット」 – GAME Watch
そしてこちらはゲーム&ウォッチ以上に予想だにしていなかった「ラジコンが AR で Switch と連動するマリオカート」。子どもの頃に思った「ラジコンやミニ四駆に自分が乗れたらどんなにか楽しいだろう」という想像を AR で実現してしまったようなゲームです。しかも AR でコースを構成するゲートは Nintendo Labo のノウハウを活かして段ボールで組み立てるタイプ。こういう新しい遊び方の提案は任天堂の真骨頂ですよね。オトコノコとしてはゲーム&ウォッチよりもむしろこっちの方に強烈に惹かれるわけですが、ルンバも置けないような都内の狭マンションではこのコースを設置するのは物理的に無理(´д`)。でも是非一度遊んでみたくはあります。
それにしても、マリオは日本が世界に誇るキャラクターの一人であるとはいえ、この秋の任天堂が全面的にマリオ推しというのにはさすがに驚きました。しかし「スーパーマリオ 35 周年」というけどマリオ自体の初登場は 1981 年のアーケード版『ドンキーコング』だし、スーパーじゃない非スクロールアクション版『マリオブラザーズ』は 1983 年。「スーパーマリオが起源」みたいな風潮にはちょっと違和感があるんですが、それでもマリオを広く一般に認知させたのはファミコンの普及とそのキラータイトルであった『スーパーマリオブラザーズ』という点には異論ありません。アクションゲームとしての「マリオ」をやらなくなって久しい私ですが、リアルタイム世代としてゲーム&ウォッチの発売を楽しみに待ちたいと思います。
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