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ドラゴンクエスト III そして伝説へ… [Switch]

今年発売されるゲームの中で一番楽しみにしていたタイトルが発売されました。

ドラゴンクエスト III そして伝説へ…

ドラゴンクエスト III

36 年前に発売されて一時は社会現象にまでなったドラゴンクエスト III。それがスクエニ得意の HD-2D グラフィックで完全リメイクされました。ゲームでの私のオールタイムベストはドラクエ III と言っても過言ではないくらいやり込んだタイトルだけに、この日を待ちきれないくらいに待っていたのでした。

ちなみにタイトル画面はこのような↑美麗グラフィックで描かれますが、この直前に一瞬だけ黒地にテキストで「DRAGON QUEST III」というファミコン版同様のタイトルが流れるのが胸熱ポイント。

ドラゴンクエスト III

オープニングは SFC 版同様に主人公の性格診断(その後のパラメーターの成長バランスに影響する)から始まりますが、その後のシーケンスは台詞に至るまでオリジナルを踏襲しています。FC 版ではドット絵から脳内保管するしかなかった勇者の自宅がこんな美麗グラフィックで表現されていることに感激。ただ、当時のイメージだと勇者の部屋はもっと極狭だと思っていたんですけどね(笑

なおメインパーティーメンバーの名前は七年前にプレイした 3DS 版と同様、XI の伝説の勇者パーティーから引用しました。でも今の時代なら勇者に「ヒンメル」とつける人が多そう。

ドラゴンクエスト III

お城で王様に謁見した後はルイーダの酒場へ。かつてならパーティーは「勇・戦・僧・魔」または後に賢者二人にする前提で「勇・戦・僧・遊」にするのが定番でしたが、SFC 版以降に追加された盗賊と今回の HD-2D 版の新規職業「まもの使い」を試してみないのはもったいない。ということで今回はちょっと冒険して「勇・盗・僧・ま」で始めてみます。
パーティーメンバーのキャラメイクは性別だけでなくグラフィックデザイン、髪色、挙げ句はキャラクターボイスまで選択可能になっていて驚きました。でも以前ならば名前と性別・職業を選択するだけという無味乾燥な感じだったのが、今回は勇者以外のキャラにも愛着が持てるのは良いですね。

ドラゴンクエスト III

FC 版よりもグッと広大さが感じられるフィールド。BGM『冒険の旅』もオーケストラになり、しかも FC 版とは違って前奏つきだから盛り上がります。フィールド上でアイテムを拾えるポイントがあったり、近年のドラクエシリーズ相当のシステムにアップデートされている部分もありますね。

ドラゴンクエスト III

バトルはコマンド選択画面のみ見下ろし視点で、戦闘中は従来通りのモンスターだけが画面上に並んでいる表示に切り替わります。でも FC 版では背景真っ黒だったのが今回はずっと背景付きだしモンスターはアニメーションするし、見た目にも飽きません。あと各キャラクターの装備が(武器だけとはいえ)グラフィックに反映されているのも楽しい。

「勇・盗・僧・ま」のパーティーは戦力的に少し不安があったのですが、多少レベルを上げてブーメランやいばらのムチなどの範囲攻撃武器を手に入れたら雑魚モンスターは瞬殺できるようになりました。範囲攻撃が呪文くらいしかなかった FC 版と違って今回は攻撃のバリエーションも豊富で、とりあえずは戦士がいなくてもやって行けそうかな。

ドラゴンクエスト III

HD-2D の美麗グラフィックは城やフィールドでも感じることができますが、個人的には洞窟のグラフィックが秀逸だと感じます。
同じ HD-2D でもオクトパストラベラーとはまたちょっと違った雰囲気が出ていて良い。

ドラゴンクエスト III

今日のところはまだ初日だから盗賊のカギ入手~魔法の玉入手~アリアハン脱出までプレイしました。
ナジミの塔、もっと苦労するかと思ったら本作はオリジナルとは違って各キャラのレベルが上がると自動的に HP/MP が最大値まで回復するんですね。FC 版の仕様と比べるとちょっとぬるすぎない?とは思うけど、サクサクプレイできるのはありがたい。

ドラゴンクエスト III

アリアハンから旅の扉を使って未知の大陸へ。ロマリア城が見えてきたときの感動が蘇るし、FC 版よりフィールドが広くなったことで「新しい世界に旅立った」という感覚がさらに強まります。

ドラゴンクエスト III

三十数年ぶりにこの世界に戻ってこられたことが嬉しい。しばらくは寝る間も惜しんでプレイしてしまうことでしょう。

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