『厄災の黙示録』が面白い。すっかりハマってしまいました。
前回までにゾーラの里とデスマウンテンをクリアしたので、次はゲルドの街を攻略していくわけです。が、これまでのボコブリンやリザルフォスとは違ってここで戦う雑魚敵はゲルド族。とある理由によりリンクたちに襲いかかってきます。意外な展開に心を痛めつつも遠慮なく薙ぎ倒していくしかありません。
ゲルド族が襲ってきた理由が明らかになると族長のウルボザが仲間になります。BoW でもそうだったように、四英傑の中で最も凄味を感じるのが彼女。イメージカットもメチャかっこいい。
片手剣(曲刀)を扱う戦闘スタイルはリンクに近いけど、攻撃しながら雷の力をチャージして強攻撃のついでに放電したり、スマッシュや必殺技も雷撃を駆使したド派手なエフェクトつきで非常に爽快感が高い。リンクもミファーもダルケルもそれぞれに良さがあると思っていましたが、技が決まったときの気持ちよさはウルボザが随一じゃないでしょうか。これは気に入りました。
そしてここからは敵としてイーガ団も登場。BoW では神出鬼没で嫌らしい敵という印象でしたが、無双シリーズで薙ぎ倒すべき敵として出てくると BoW 以上にギャグ要員としての立ち位置が際立ってきます(笑。
ゲルドの街クリア後は当然リトの村を目指していきます。ここでもリト族がリンクたちを襲ってくるわけですが、こちらはゲルド族とは違ってリーバルの指示で攻撃を仕掛けてきます。
四英傑最後の一人・リーバル。BoW に登場した頃からプライドが高くリンクをライバル視するキャラでしたが、厄災世界でのリーバルはさらに当たりが強い。この後どこかでリンクを認めていくエピソードがあるんでしょうか?それとも BoW の時間軸で魂だけの存在となったときに初めてリンクを認めることになるのでしょうか。
リーバルは四英傑の中で最も独特な操作系を持っています。空を飛ぶことができ、地上モードと空中モードで戦い方が変わる。ゼータガンダム好きとしてはグッと来るものの、使いこなしはちょっと難しいですね。彼を自在に操れるようになって初めて真の手練れという感覚があります。
リーバルを仲間にした後は神獣ヴァ・メドーが起動します(ゲルドのヴァ・ナボリスはまだ)。例によってちょっと大味な(笑)神獣バトルでコログの森をモンスターの襲撃から守った後、コログの森に突入。
そしてコログの森ではなんとボックリンが仲間に!予想外すぎるwwwww
ボックリンもプレイヤーキャラとしてバトルに参加させることができます。が…身体が大きすぎて自分が攻撃している敵が見えず、反撃されているのに気がつかない(汗。これはちょっと慣れが必要そうです。
敵側にもなんだか黒幕っぽいキャラクターが登場。
どうもコイツがイーガ団をそそのかして厄災ガノンの復活を目論んでいるようです。
アストルの襲撃によりリンク一行はピンチに陥るものの、ここはコログの森の最深部。ということは、
ここで登場するマスターソード!こんなまだ序盤というところで入手するとは思っていなかったから驚き。
BoW では一定以上の体力がないと引き抜くことすらできませんでしたが、今回はイベント的に抜けてしまうことに拍子抜けします。でも史実ではリンクがマスターソードを振るってガノン軍と戦うわけですから、ここから本当の厄災戦が始まるということなのでしょう。
BoW のときと違ってハイリア兵の鎧を着ているし、顔つきもなんか精悍に見えるし、まさにゼルダ姫とハイラルを守る退魔の騎士という佇まい。これからどのような戦いがリンクを待っているか楽しみです。しかし、最終的にリンクはガーディアンとの戦いで致命傷を負い、回復のための百年の眠りにつく未来はもう決まっているわけで…。
しかし、このゲームではちょっと違った結末が待っているのでは?と予感させる要素もあります。
ゲーム冒頭から登場するこのちびガーディアン。百年後の未来から来たらしいという設定ですが、スター・ウォーズの R2-D2 的な立ち位置で本作における重要な役割を担っていることはほぼ確実。また BoW 世界では登場しなかったキャラクターなので、このちびガーディアンの存在によってこの先の未来が変わっていく可能性は十分にありそうです。
発売前までは、BoW ファンとしては期待大だけど派生作がオリジナルを超えることはないんだろうなあ…と予想していましたが、オープンワールドでないことを除けば楽しさは BoW にも負けてない。深夜まで寝る間を惜しんでプレイしたくなる中毒性があります。ということで、これからまたハイラルに潜ってきます。
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