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FE 35mm F1.4 / G MASTER と Distagon

ソニー、12本目のG Masterレンズ「FE 35mm F1.4 GM」。税別19.8万円 – デジカメ Watch

先週発表されたソニーの FE 35mm F1.4 G MASTER、だいぶ評判が良いみたいですね。

ソニー / FE 35mm F1.4 GMicon

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大口径単焦点レンズの王道 35mm F1.4 というスペックでありながら比較的軽量コンパクト、これは話題になるのも分かります。
最近のフルサイズ E マウントレンズは単焦点の 20mm F1.8 G、24mm F1.4 GM、35mm F1.4 GM と大口径ながら小型軽量な製品が増えてきました。しばらく前までは G MASTER レンズといえば超高性能だけど高価い・デカい・重いで自分には関係ないや…と新製品が出てもスルーすることが多かったのですが、ズームレンズはさておき単焦点レンズについてはちょっと方向転換をかけてきたように感じます。同じフルサイズミラーレス用レンズでもキヤノンやシグマが最近「スペックをそこそこに抑えて小型化」というアプローチで出してきているのとは好対照。個人的には 20 万円クラスのレンズはそう頻繁に買えないからキヤノンやシグマのような方向性のほうが自分に合っていますが、明るさやボケ量に関しては「大は小を兼ねる」ので F1.4 級のレンズが小型化するのを歓迎する向きは多いということでしょう。

…と、ここまでならまあエントリーに記すまでもないかなという感じなのですが、今日になって既発売の Distagon FE 35/1.4 が一気に 7 万円の値下げになりました。これにはさすがに変な声が出た…。

ZEISS / Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAicon

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前述の G MASTER とかぶる 35mm F1.4 というスペックなので旧型扱いということなのでしょうが、この Distagon だってまだ発売から 5 年半。その前の α 用 35/1.4 って A マウントの 35mm F1.4 G(2006 年発売、しかもベースはミノルタ時代のレンズ)だったことを考えると、たった 5 年半でフラッグシップの座を明け渡すというのはなんとも不遇。でも光学的に同スペックながら G MASTER は 100g 以上軽くなって最短撮影距離まで短くなってますからね…。
しかし新型が出たからといって旧型レンズの描写が今までより悪くなるわけでなし、サイズと重さが許容できるなら新価格になった Distagon FE 35/1.4 はめちゃくちゃお買い得なんじゃないでしょうか。キャンペーンやクーポン次第では税抜 10 万円台が見えてくるわけで、G MASTER には手が出なくてもこっちはうっかり買ってしまえる価格。ツァイス信者としては揺さぶられます。

ただ、

35mm

35mm 前後のレンズやカメラって気がついたら増えてるんだよなあ(ぉ

今年は望遠の年にするつもりだったこともあるし、ちょっと冷静になって考えよう…。

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