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Peak Design Everyday Sling 10L

何やら Peak Design の Everyday Messenger 13L の旧型を買っていた方現行型を買っていた方がいるようですが、いっぽう私は Everyday Sling 10L を購入していました。

Peak Design / Everyday Sling 10L (Ash)

先日の Everyday Sling が欲しいというエントリーを公開した一分後に「使ってない 10L があるけど要る?」という提案を kuropon さんからいただき、迷わず乗っかってしまいました。いろいろ考えていたけど 6L だと物足りない局面が多そうだから自分には 10L が合っているだろうと思っていたし、買うならアッシュ一択だと思っていたところ、まさに 10L のアッシュを譲ると言われたら断る理由がないじゃないですか。

ちなみに Everyday Messenger もちょっと考えたのですが、逆に欲張っていろいろ詰め込んだ結果肩と腰をやってしまう自分の姿が目に浮かぶようでした。そういう用途にはバックパックを使った方が良いはず。

小ぶりなスリングバッグながら、24-70/F4 をつけた α7 III のほかに 16-35/F4 とシグマのライトバズーカを入れてもまだ少し余裕があります。正直、ライトバズーカを入れたらあとはボディ+レンズ一本しか入らないと思っていたのでこれは嬉しい誤算。小三元セット or 最近だとこの三本セットは持ち歩く頻度が高いので、これが入ってしまうなら使用頻度はかなり高まりそうです。

Peak Design のカメラバッグで秀逸なのがこの FlexFold ディバイダー。セミハードタイプのセパレーターを折り曲げて二階建てにし、本来ならレンズ一本分のスペースに小型の単焦点レンズならば二本収納することができる優れもの。個人的には CONTAX G レンズやフォクトレンダーの単焦点レンズ群をゴロゴロ持ち歩く日もあるので、そういうときに役立ちそう。あるいは財布とか TWS イヤホンのケースみたいなポケットに入れておくにはちょっと嵩張るものをレンズと一緒に入れておくのにも良さそうです。

メイン気室の後ろ側には PC やタブレット収納用のポケットも備えています。iPad クラスなら余裕で入るうえ、このポケットはマグネットで勝手に固定されるからカメラやレンズを出し入れする際に邪魔にならないのもポイント高い。

13inch クラスのモバイル PC もギリギリ入ります(写真は VAIO Pro PG)。まあ会社に行く機会自体が激減しているから仕事帰りに写真撮って帰るようなことも滅多にないし、個人的には iPad を入れて使うことの方が多いでしょう。

同社の Slide シリーズストラップと同様の長さ調整機構を備えたショルダーベルト。扱いやすいけどクッションが少し薄めなのと、クッションの裏地が毛羽立ちやすそうな素材なのがちょっと心許ない。他のショルダーベルトに交換したいところですが、残念ながら交換できない構造です。

ショルダーベルトは交換できない代わりに付け根がフレキシブルに可動するようになっていて、斜めがけした際に背中にピッタリ沿わせられるし、荷物の出し入れのために前にもってきても自動的に扱いやすいアングルになってくれます。これは散歩だけでなく自転車に乗っても使いやすそう。ショルダーベルトは長めよりも締め気味にして使うのが良さそうですね。

スリングバッグながらちゃんとハンドルがついているのが個人的には重要。これがあると持ち上げたりちょっと動かしたりするときに便利なんですよね。私はバッグを買うときにはショルダーバッグやバックパックであってもハンドルつきを選ぶようにしています。

Peak Design 製品だから当然 Capture を取り付けられるベルトつき。でも Capture ってカメラを持って長距離を歩くときの負担を抑えるためのものだと思っているので、バッグにつけるのはちょっと微妙。むしろショルダーベルトにつけて体幹に近いところで固定するのが正解だと思います。

実際に試してみたら想像以上に良かったです。バックパックを持ち出すほどではない撮影用途ならこのバッグでほぼ用が足せてしまう感じ。カメラバッグ然としていないデザインなので、普通に普段使いのバッグとしても重宝しそうです。

これはいい買い物でした。kuropon さん、ありがとうございました。
大事に…とは言わず、ガンガン使い倒そうと思います。

コメント

  1. […] 購入したのは、Peak Designの小ぶりなスリングバッグです。10L, 6L, 3Lの3種類の大きさがラインナップされています。今回は6Lを選びました。bさんが10Lを購入されていて、そちらも魅力的だったのですが、ミッドナイトが6Lでしか設定されていなかったので、6Lを選びました。容量が大きいと荷物を詰め込みがちなので、これくらいの大きさで暮らしてみるのも一興。 […]

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