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マイナンバーカードの電子証明書更新

居住する自治体からマイナンバーカードの電子証明書の有効期限通知が届いたので、更新に行ってきました。

MyNumberCard

すっかり忘れていたのですが、マイナンバーカードを作ってからもう 5 年が経とうとしているのですね。

しかしマイナンバーカード自体の有効期限はまだあと 5 年残っています。今回期限を迎えるのは、マイナンバーカードのあくまで「電子証明書」の有効期限。そういえば、最初にマイナンバーカードを作ったときに「どうしてカード本体と電子証明書の有効期限が違うんだろう」と疑問に思っていたのを思い出しました。
私自身は、この 5 年間は転職に伴う確定申告や特別定額給付金・マイナポイントの申請など、たまたまマイナンバーを使う機会が多かったのですが、人によってはこの期間中にマイナポイントの申請にしか使っていない場合も少なくないのではないでしょうか。ほんの一回しか使っていないのに期限を迎えるようなのは、いくらなんでも効率が悪いと思います。

というか、改めて考えるとマイナンバーカードには意味の解らない仕様や運用が多い。

  • カード自体の有効期限(10 年)と電子証明書の有効期限(5 年)が異なる
  • 電子証明書の更新に役所へ出向く必要がある
  • 証明書の種類(4 種)別にパスワードが存在し、英数混在や桁数などのルールも異なる
  • システムによって「パスワード」「暗証番号」の呼称が混在

これらの疑問のうちいくつかは公的個人認証サービスポータルサイトの FAQ に記載がありますが、まあ言い訳めいた理由が書いてある部分もちらほら。実際には運用やインフラの整備が追いついていない事情も多分にあるように思います。

電子証明書に関するご質問 | 公的個人認証サービス ポータルサイト
公的個人認証サービスとは、電子証明書などの安全性が高い技術を利用し、他人によるなりすまし申請や電子データが通信途中で改ざんされることを防ぐための機能を、安い費用で提供するものです。

個人的には、電子証明書の期限がカード本体よりも短いこと自体はセキュリティ観点からすると間違っていないように思いますが、せめて更新はオンラインでやらせてほしいなあ…。私の自治体の場合、区役所本庁ではなく自宅近くにある特別出張所で更新可能だったのと、現在の私がリモートワーク生活なこともあって平日の休み時間にサクッと出張所に行って更新することができましたが、もし今も出社生活で区役所本庁でしか更新ができなかったら、そのためだけに休暇を調整してとか面倒だったんだろうなあ。

これであと 5 年は今のマイナンバーカードが使えるようになりました。次回はカード自体の更新が必要なので、電子証明書も一緒に更新されます。が…、この先 5 年で確定申告や給付関連の申請が必要になりそうな予定もないし、今回わざわざ更新しにいった意味があったかどうかも分かりません。せめてもう少しマイナンバー自体を有効活用できて、更新も簡単にできるようになってほしいところですが…お役所の IT にそういうのはきっと期待薄なんだろうなあ。

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